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日向神マルチピッチクライミング・ケホギ岩中央稜
 
 
 
山行日  2019年10月26日
岩 場  ケホギ岩中央稜
天 気  曇りのち晴れ
メンバー  松並、内田
行 程  宇部IC(6:00)~広川IC~奥日向神キャンプ場(9:00)~クライミング(10:00~15:00)~奥日向神キャンプ場(16:00)~八幡IC~宇部IC(20:00)
 当初の計画では、キャラバンルートを登る予定だったが、思いのほか染み出しが多く断念。支点間隔が短く、ホールドも豊富な中央稜であれば、多少の悪コンディションでもいけると判断し予定を変更した。
1ピッチ目、ずぶ濡れの取り付きにテンションが下がる
 1ピッチ目取り付きからずぶ濡れ状態だったが、ここで沢クライマー内田が本領を発揮。臆することなく突っ込んでいき、無事に終了点まで到達してくれた。
2ピッチ目、染み出しはないが、スズメバチがまとわりつく
 2ピッチ目からは、染み出しもなく快適なクライミングができると思いきや、偵察隊と思われるスズメバチがしつこくまとわりついてきて、なかなか身動きが取れなかった。
4ピッチ目、緊張のトラバースに挑む
 そして核心の4ピッチ目。前回は直登ルート(5.11c)を人工で登ったが、今回は、トラバースルート(5.11a)に挑戦。切り立った岩壁をトラバースするのはかなりの緊張感で、さらにロープの流れも悪くなり、終了点到達までちょっと手こずってしまった。
 最終の5ピッチ目は、難なくクリア。だが、懸垂下降地点までのリッジは、一部が崩落。さらにフィックスロープはボロボロに劣化。最後まで気を抜くことができなかった。
懸垂下降地点へ向かうナイフリッジ
 後記
 残念ながらキャラバンルートに挑戦することはできなかったが、久しぶりのマルチピッチクライミングを楽しむことができた。次回、コンディションの良いときを狙って挑みたい。
(文:松並 / 写真:内田)
      
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