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寂地峡~智元谷
 
 
 
山行日  2019年7月2日
天 候  くもり
メンバー  高田・林(会員外Y・I)
行 程  08:00寂地峡駐車場~遊歩道~木馬トンネル~08:25入渓~09:05F6~09:30F7~11:10智元谷出合~12:45藪漕ぎ~13:20縦走路~登山道下山~15:20寂地峡駐車場
 心配されていた雨もそれほど降らず、天気もまずまず。沢登りが初めての初心者を連れて寂地峡へ。犬戻峡の報告は多いが、寂地峡の報告は意外にも少ない。今回は途中から智元谷へ続くルートをチョイス。アドベンチャー感を持って出発!
 寂地峡のF1~F5は急な階段の遊歩道が隣接している。どの滝も非常に素晴らしい!階段を登り切って真っ暗な木馬トンネルを抜けたところで入渓。
 
入渓地点
 ゴーロを暫く歩くとゴルジュになり、淵が出てきた。泳いで取り付く。水が冷たいので積極的にシャワーを浴びる気にはなれない。面白いゴルジュを抜けるとF6が出てきた。立派な滝である!右岸を登る。手掛かりは多い。 
 
淵を泳ぐ
 
F6
  F6を越えて少し歩くと綺麗な滑の立派な滝がある。左岸から簡単に歩いて巻くことが出来るが、暑い日にはぜひともドボンしたい滝だった。
 その奥にF7。水流の中はかなり難しそうなので、左岸のスラブを登る。このスラブは落ちるとなかなかやばそうだ。支点が欲しいなと思った所に、腐ってボロボロになったリングボルトが二つ。支点は取れない。中間まで登り立木で支点を取って、あとは枝を掴んで登った。
F7
 そこからも小滝を越えて暫く歩くと、右が本流、左が智元谷に続く二俣に。智元谷の出合には立派な滝(智元谷F1とする)があるのですぐにわかる。
 
小滝を越えていく
 智元谷F1 は当初右岸から登り、水流の中を左岸にトラバースして水流すぐ隣を登った。クラックがあるのでカムを一つきかせて、枝を掴んで藪の中に突っ込んで登った。
 
智元谷F1
 その後も滑の滝が続いてなかなか飽きさせない。小滝をいくつか登り、水流が弱くなってきて、そろそろ藪かなと思った頃にトユ状の滝が現れた。この滝はなかなかファジーな登りを強いられた。
 
上流部まで小滝が続く
 
なかなか難しいトユ状の滝
 水流がいよいよ枯れて藪がうるさくなった所で適当に登りやすい所を登った。
 20分ほど藪を漕いで縦走路に出ることが出来たので、そのあとはミノコシ峠経由で登山道を駐車場まで下りました。木馬トンネルは暗くて天井が低いので頭を打たない様にご注意を!
 寂地峡~智元谷は小滝が続いて、最後まで楽しかった。今回沢登りが初めてだった初心者も大変楽しかったようだった。
 藪を漕いでいる時に青大将が居たので、蛇には気を付けたい!
 
ログ
( 写真・林、高田 : 文・林 )
 
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