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日向神寿老人岩SKルート(福岡県八女市)
 
日 時  平成30年10月21日(土)
天 気  晴れ
メンバー  高田、内田
行 程  山口~広川IC~日向神ダムキャンプ場~寿老人岩SKルート取付9:05~終了12:15~駐車場12:55~道端エリア~広川IC~山口
 岩の季節になったら、日向神のSKルートに行こうと高田と話をしていた。週末は快晴の予報。絶好のクライミング日和だ。SKルートを目指して、久しぶりに日向神に向かった。
 高速道路を運転中、福岡県に入ると所々で路面が濡れている。しかも水たまりができるほどに。岩が濡れていないか不安になりながらも、日向神に到着。幸いなことに雨の影響はないようで、パリパリに乾いている。
 早速、準備をしてからSKルートへ。トンネルを抜けて階段を上がり、金網を潜ると目の前にボルトが見える。上はSKルートの2ピッチ目終了点付近となるようだ。ここは右へ踏み跡を進むとすぐに取付に辿り着いた。
 SKルートは全部で8ピッチ。今回、つるべで登るので、ジャンケンをして順番を決める。勝った方が奇数ピッチということで、高田が1ピッチ目に取り付いた。
 
順調にロープを伸ばす
 さすが日向神のマルチピッチ。ボルトの間隔が遠い。それでも、さすがベテランの高田。厳しいところではスリングをアブミ代わりにして越える。上部の小ハングの下まで登ってから、左にトラバース。45m程度か。
フォローで続くが、スタンスのないスラブが続く。あわよくばフリーでと企んでいたが、そんな実力もなく、すぐに割り切ってA0で登る。最後のトラバースは本当に怖かった。
 
最後のトラバースが厳しすぎる
 2ピッチ目は岩棚に乗り込むところからスタート。ここもフリーでは無理なので、すぐ横の椿の木を使って上がる。上のバンドに出たら左にトラバース。しっかりとしたバンドを左に移動するだけだが、ボルトがない。これがマルチなのだと身が引き締まる。
 
バンドに上がってから左にトラバース
 3ピッチ目はハングした岩の下から左横を抜ける。ホールドにちょうど良いのだが、岩横のフレークが脆いので要注意。上の松の木を回り込んだところが終了点となる。
 
3ピッチ目を登る高田
 4ピッチ目は日向神らしいフェイス。難しくはないが、ボルトが少なく、ルートが分かりにくい。左上にスリングのようなものが見えるが、ここは右上へ進む。ボルトがないのを少し不安になりながら、右へトラバース気味に登ると、終了点があった。
ルートが分かりにくい4ピッチ目
 
 5ピッチ目は右上へ走るクラック沿いを進む。ホールドが微妙でなかなかテクニカル。クラックをアンダーで持って、レイバック気味で登ると良いらしいが、自分はよく分からなかった。
 高田はここでも安定した登りを見せる。中間地点で上に伸びるボルトがあるが、SKルートではないので惑わされないように。高田がいなかったら、間違っていたかもしれない。
安定した登りを見せる高田
 
 そして、いよいよ核心の6ピッチ目。目の前に見えるボルトに導かれるようにトラバースを開始。
 一つ目のボルトに辿り着くまでも高度感があるが、その次のボルトの手前が怖い。外傾したスタンスに左足を置いて、小さなホールドで身体を引き上げる。二つ目のボルトにクリップできれば一安心だ。そこからボルトがないので不安になるが、落ち着いて探せば、小さいながらもホールドはある。終了点はカンテのすぐ裏側にあった。
外傾したスタンスが怖い6ピッチ目
 
 7ピッチ目も出だしから緊張させられる。一つ目のボルトが遠く、6ピッチ目終了点のボルトを踏んでも、手が届かない。ドキドキしながら見守る中、ここはベテラン高田がちょんぼ棒を使って無事クリア。その後はバンドから右上気味に乗っ越すと終了点がある。高度感があるので、トップだと思い切ったムーブを出すのが怖いだろう。
乗っ越しは高度感抜群だ
 最終の8ピッチは特に難しいところもなく樹林帯の中へ。安全な場所で高田とがっちり握手を交わす。後はテープを目印に踏み跡を辿ると、見るからに難しそうな課題にトライしているグループと出会った。ここが愛のエリアなのだろう。
 最後に道端エリアの簡単そうな課題で少し遊んでから日向神を後にした。
高田さんにはお世話になりました
 
 SKルートはトラバースが多いため、1ピッチ目以外はどれも短くピッチを切る印象だ。そして、トラバースではトップもセカンドもほぼ同様の恐怖を味わうことになる。ボルトの位置も遠いため、マルチの醍醐味を十分に味わうことができ、良いルートだと思った。
( 文:内田、 写真:高田・内田 )
 
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