へのリンク
キリマンジャロ(マチャメルート)後編
 
日 時  2018年8月21日~26日
天 気  晴れ・小雨・霧
メンバー   林
行 程  21日 
 09:00モシの街をタクシーで出発~10:00マチャメゲート到着~12:00マチャメゲート出発~15:30マチャメキャンプ到着
 22日
 08:00マチャメキャンプ出発~12:30シラキャンプ到着
 23日
 08:00シラキャンプ出発~11:00ラバタワー到着~12:00ラバタワー出発~14:00バランコキャンプ到着
 24日
 08:00バランコキャンプ出発~11:00ハイキャンプで昼食~13:00ハイキャンプ出発~16:00バラフキャンプ到着
 25日
 00:00バラフキャンプ出発~05:10ステラポイント~05:45ウフルピーク(山頂)~11:00バラフキャンプ到着、昼食~13:30バラフキャンプ出発~15:00ムウェッカキャンプ到着
 26日
 07:00出発~09:00ムウェッカゲート到着、タクシーでモシへ~10:00モシに到着
 22日
 朝も結構寒い。早速ウェイターのマイコが朝ごはんを持ってきてくれる。水筒の水も補充してくれる。
 朝ごはんは、ポリッジがまず初めに出てくる。薄いおしるこみたいな物。そしてパンとフルーツ等が出てくる。毎朝こんな感じ。ポリッジはあまり美味しくない。下山日にコックにそのことを伝えると、ハチミツを入れて食べるんだよと教わった。もっと早く知りたかった。
 
ガイドのヘヴィン。靴は最終日に履き替えていた
 樹林帯を歩いて、稜線のような場所に出て、トラバースするように歩いてシラキャンプに到着。だだっぴろいキャンプ場だ。ここからの山頂の展望が素晴らしい。
 時間があるので、近くの洞窟や、山頂が良く見えるスポットなどをガイドと一緒に見に行った。
 夜は時間があるので、タブレットに入れていたNHKのグレートサミッツのキリマンジャロをガイドと一緒に見た。その時の登山隊のガイドをしていた人物は、なんと僕のポーターのマイコの叔父だという。しかもガイドの友達も沢山出ているみたいで、話が盛り上がった。
 
シラキャンプから山頂が一望
 23日
 シラキャンプからの登りは、前日までとは違い、樹木がほとんどない砂漠のような登山道を歩く。山頂の裾野といえばわかりやすいだろうか。途中で、ラバタワーとバランコキャンプへの分かれ道がある。ポーター達はバランコキャンプへ向かうが、登山客達はわざわざ遠回りして、高度順応の為に標高4600mのラバタワーへ向かうという事だ。
 ラバタワーは立派な岩のタワーである。登っても良いか?と聞いたら駄目だと言われた。ここでランチをとる。
 再び標高を下げてバランコキャンプへ。バランコキャンプへの道中で、ガイドに怒ってしまった。僕が英語が話せないので、お互いフラストレーションが溜まっていたのだと思うが、ガイドの態度があまりにも適当過ぎたのだ。結果としては、この後のガイドの態度が一変して良くなったので、良かったと思う。
 
ジャイアントロベリアが多い
 24日
 バランコキャンプから次のキャンプ場へは、朝一から、マチャメルートで唯一の岩稜帯を一気に登る。登山客たちは荷物も軽いので簡単に登るが、ポーター達は20kgの荷物を頭の上に載せて登るので、とても大変そうだった。ポーター達が共に助け合いながら登っていた。
 この岩稜帯を登ると、目の前に山頂が大きく見える。素晴らしい景色だ!
 
岩稜帯の登り
素晴らしい景色!
 
 ハイキャンプに到着。ここで昼食を食べる。テントも設営して、ゆっくり休む。近くにボルダーにうってつけな岩があったので登りに行ったが、岩陰というのは絶好のトイレということもあってかなり臭かったので登るのを諦めた。
 これからの行程は忙しくなる。とりあえずバラフキャンプへ。
 各キャンプ場は、到着すると先ずレンジャーの居る山小屋に行って、そこで自分の名前や国などを帳簿に書く作業があるのだが、毎日日本人が居ないか探すのが僕の楽しみだった。ようやくバラフキャンプで日本人三人の名前を発見したが、本人達を見つけることは出来なかった。ガイドは僕と話すときはもちろん英語だが、周りのタンザニアン達とはスワヒリ語ばかり話すので、何を話しているのか分からない。日本語が恋しかった。

 晩御飯を食べてすぐに仮眠をとる。いよいよ明日は山頂だ!
 25日
 0時にバラフキャンプを出発。月明りでヘッドライトもいらないぐらい。とてもいい天気だ。星がきれいとは聞いていたが、残念ながら見ることは出来なかった。
 あるもの全てを着ているが、風が吹かないと丁度いいぐらい。風が吹くとやはり寒い。空気が薄いのが分かるし、暗くてどこまで登ればいいのかもいまいちつかめず、ただただ登った。いつの間にか先行パーティを全て抜かして、先頭に。
 
 根気よく歩いていると、いつのまにか稜線に出た。ステラポイントという所らしい。ここから山頂までは30分ぐらいの距離との事。それはいいのだけど、風がめちゃくちゃ強くて、とても寒い。日の出は6時半という事を聞いてたが、のんきに待てるような感じではない。とりあえず山頂を目指す。
ステラポイント(帰りに撮影)
 
 雪の上を歩いて、お鉢を巡るように歩くと、大きな看板が見えた。山頂だ。
 まだ辺りは真っ暗。とりあえず山頂に到着。ガイドと記念撮影をするが、ガイドも寒そうだ。日の出まで30分ぐらいある・・・しかし山頂で日の出もみたい気がする。日の出が見たいとガイドに話すと、さっきのステラポイントでも見えるから、そこで見ようみたいな事を言われる。ちょっと悩んだが従う事にした。下っている途中で風も弱まってきたが、山頂の方からガスがどんどん出てきた。なんとか日の出をちょっと見ることもできたし満足。
山頂にて!
 
下山途中で日の出が見えた!
 ステラポイントで少し休憩をして、再び下る。時間にかなり余裕があるので休憩しながら下る。休憩しているときに、ガイドから「君はとても強い」と褒められたので、「山が好きなんです」と答えた。

 バラフキャンプに到着。こんなに早く降りてくる登山客は珍しいらしく、キャンプで待っていたポーター達から驚いた様子で「コングラチュレーション!」と何回も言われた。ようやく、英語の話せない変な日本人から、山は強い日本人に昇格出来た気分で嬉しかった。
 バラフキャンプで暫く休憩して、ムウェッカキャンプを目指します。2時間ほど歩いて到着。
 いつものようにテントでゆっくりしていると、ガイドのヘヴィンが神妙そうな顔をしてテントに入ってきた。ついにチップの話かな?と思ったら案の定チップの話だった。ガイド100ドル、コック50ドル、ポーター二人で40ドルの契約でしたが、値上げを要求され、ポーターも一人だったので、ガイド120ドル、コック60ドル、ポーター60ドルで手を打ちました。20ドル札しかなかったので・・・
 26日
 いよいよモシに帰ります。ムウェッカキャンプを7時に出発。いつも出発は8時だったのに、皆も早く帰りたいみたいです。
 2時間ほどでゲートに到着。ポーター達はシャワーを浴びて、タクシーがきたら速攻で帰ります。久しぶりの街です。ホテルに到着。皆でビールを飲みます。
 ここで久しぶりに仲介役のトシャが来ました。彼は非常にせっかち。仲介役には320ドル支払いましたが、実際彼は殆ど何もしてないように思いました。アフリカを感じます。
左からニクソン、僕、ヘヴィン、マイコ
 キリマンジャロ登山はお金次第といった感じでした。英語が話せる人であれば、もっと安く登れるみたいです。
 仲介料はもっと下げれる筈です。ツアー会社はちゃんと調べて選んだ方がいいと思います。運が良ければ日本人と同じツアーとかになるみたいです。
 ルート上にきつい所も無いので、高山病にさえ気を付ければ誰でも登れるような山だと感じました。とにかくアフリカということもあって、インパクトの強い登山であったことは間違いないです。やはり独特でした。山はそうでもなかったですが、街では色々ありました。
 生活の為にキリマンジャロ登山する人も居れば、僕みたいに趣味で登山をするというのはある種の贅沢だなと感じました。
 アフリカを出国するときはもう二度と来るもんかと思ってましたが、最近になってもう一度行きたくなってきました。まるで厳しい時のクライミングみたいな感覚です。次回は英語をしっかりと学んでもう一度訪れたい。
( 写真・林 : 文・林 )
← キリマンジャロ(マチャメルート)前編
 
 
Copyright(C) 2004 Ube Alpine Club All rights reserved.
SEO [PR] ]Ex ₦΍ IsbN f ^T[o[ SEO