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中央アルプス縦走の旅 ③
 
日 時  2018年10月6日(土)
山 域  空木岳
天 気  晴れ
メンバー   福山 清二
行 程   <10月6日(土)>
木曽殿山荘(5:30)~空木岳頂上(7:50)~駒石(8:50)~迷尾根(10:50)~マセナギ(12:00)~池山小屋(12:35)~林道終点(13:40)~菅の台登山口(14:45)~菅の台BC(15:05)~名古屋(18:15)
 当初は自炊で朝食をとり頂上付近でご来光の予定でいたが風が強いので小屋の朝食、夜明けを待って出発した。小屋のすぐ先が空木岳登山口で高度が上がる度に素晴らしい景観が現れるので遅れを気にしながらも写真を撮りながら登った。
 東川岳、熊沢岳、檜尾岳など、昨日縦走してきた峰々や池ノ平カールのモルゲンロートは一段と美しかった。
 また、空木岳の影が東川岳の一部と、そのずーと遠くの山々にくっきりと映っている姿も印象的だった。更に登ると木曽駒ヶ岳から檜尾岳・熊沢岳など縦走して来た峰々、雲海を突き破り堂々とした八ヶ岳、等々が望めた。
 
モルゲンロート、左下は木曽殿山荘
 
第一ピークを見上げる
 
雲海の向こうに八ヶ岳
 傾斜は厳しく大きな岩や奇岩を越えての登山に感激しながら登った。第一ピークまではストックが役立ったが、第二ピークからは岩登りが多く邪魔になるのでストックは仕舞った。
 岩は頂上直前まで続いていたが越えて南側の頂上に出ると景色は一変した。
 
空木岳頂上直前の岩場
 
 駒石等、所々に白い岩があるものの全体的には優しい稜線、ハイマツや紅葉した広葉樹林が美しく横たわっていた。
 八ヶ岳だけでなく南アルプスの峰々も時折顔を出してはいたが真っ白い大きな雲が次から次と流れてはっきりとは確認できなかった。
空木岳頂上と道標
 
頂上から空木平避難小屋、駒石、池山尾根
 
 池山尾根を下り始めるとすぐに駒峰ヒュッテがあった。
 登山道がヒュッテのテラスやトイレ前を通過する様になっており、トイレには使用料200円との表示もあった。
 小さな建物で風当てがよさそうだが空木平避難小屋ともども、天候急変や疲労などの非常時には大変役立つのが想像出来た。
 空木岳の頂上方面を振り返ると緑のハイマツと白い岩のコントラストが素敵だった。
駒峰ヒュッテ付近から空木岳頂上
 少し進むと駒石に着いた。一つの岩か割れつつある数個の岩かと思っていたが巨石を誰かがキチンと積み上げた感じで不思議に思った。
 駒石を過ぎると低木帯、樹林帯に入った。紅葉が綺麗で緑の木々とのバランスがとても良かった。
不思議な駒石
 高速バスの時間が気になるのでどんどん下った。25号台風が日本海を東に進むので今日から明日の昼頃まで強風らしい。
 下山者は木曽殿山荘泊の3人のみ、登山者にはずーと会わなかったが、30歳代の単独男性と、更に下った場所で30歳代単独女性に会った。女性はヒュッテの小屋番当番とのことだった。更に下りたところで一組のカップル、すぐ後に3人組とも会った。登山口を早朝出発したらすれ違うころだ。恐らくヒュッテ泊まりだろう。明日は台風一過の良い天気かも知れない。
 急坂を更に下ると“迷尾根”の表示があり、急こう配のクサリ場などが続いた。登山道そばの林は苔が生えて自然環境的には抜群のコースだが片道7時間を越えるので体力が無いと難しいかも知れない。
 登山道のこう配がやや少なくなった頃、10m程前の登山道に動物がいた。とっさにスマホで写真を撮った。こちらをじっと見ていたが怖がりもせず横の山に登っていった。
 ネットで直ぐ調べたがニホンカモシカに間違いなかった。雷鳥と同じで国の特別天然記念物だそうだ。
ニホンカモシカと遭遇
 池山小屋まで30分の表示を確認して、歩き易くなった道を急いで歩いた。
 池山小屋前の水を飲むと冷たく美味しかった。ここから林道終点までも比較的良い道だったので速度を上げて歩いた。
 林道終点にはタクシーのりばが設置してあったが先の台風24号の被害で通行止めが解除されてないため、更に急坂の登山道を70分、5kmを歩くことになった。
 少し進むと小高い所に動物がいた。すぐに撮影したが少し遠かったので近づこうとしたら慌てて逃げた。色が全体的に黒っぽく体形は鹿、顔はカモシカに似ていた。逃げ方は先ほどのニホンカモシカとは全く違っていたが何だったのだろうか?
 まとめ
 今日は2,490mの木曽殿山荘から岩尾根を400m登り、2,864mの空木岳頂上から860mの菅の台BCまで2,004mを一挙に下山した。
 2,000mを一挙に下りたのは初めてであり、2日目の12時間、3日目の10時間近い行動と合わせ無事走破出来た事に感謝している。
 今回水と食料を絞りきれずに大きなザックになり13kg位だった。次回は水を除き7kg以下にして楽しむつもりだ。
( 文・写真 福山 )
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