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中央アルプス縦走の旅 ①
 
日 時  2018年10月4日(木)~5日(金)
山 域  木曽駒ヶ岳・宝剣岳
天 候  10月4日 曇のち小雨、 10月5日 曇
メンバー   福山 清二
行 程   < 10月4日(木)>
 名古屋(7:30)~高速バス~菅の台BC(10:02着、10:15発)~しらび平(11:45着、11:00発)~千畳敷(11:09着、12:10発)~駒ヶ岳頂上山荘(14:00着)(泊)

 <10月5日(金)>
 駒ヶ岳頂上山荘(4:20発)~木曽駒ヶ岳(4:50)~駒ヶ岳頂上山荘(5:20)~宝剣岳(6:10)~三ノ沢岳分岐(7:30)~極楽平(7:45)
 10年以上前に訪れ、魅せられた千畳敷カールを経由して木曽駒ヶ岳に、そして宝剣岳、空木岳、更に南駒ヶ岳までの縦走を計画していた。しかし台風25号のスピードが速くなり、遠くであっても縦走時に雨や風の影響は避けられないことが予想されたので、出発を半日早めて名古屋で前泊、南駒ヶ岳縦走も諦めて1日早く空木岳から下山することに日程を変更した。
 4日、7時30分、名古屋BT発の高速バスでスタートし、乗換なしで菅の台BCに到着、同じ場所から“しらび平”行きのバスに乗り換え、順調にロープウエーに乗り換えて11時過ぎには千畳敷(2,612m)に到着した。
 今回は千畳敷の紅葉時期をねらっての計画だったが、千畳敷も今年の夏はとても暑かったが何故か紅葉は例年よりも1ヶ月も早い9月初めだったらしい。しかし、標高が少し低いところの紅葉は大変美しく迎えてくれていた。
 
 
千畳敷と宝剣岳
 東シナ海を北上している台風の影響で、明日以降の天候が不安なので駒ヶ岳頂上山荘に行く前に宝剣岳頂上での360度の大展望を狙っていた。千畳敷展望台到着時の天候は良く、宝剣岳頂上の岩に登っている登山者の姿も見えた。
 すぐに出発しようかとも考えたが、すでに12時前だったので数年前の苦しかったシャリバテの経験を踏まえ、またロープウエーで一挙に2,612mまで上がって来たため高度順応のためホテル千畳敷で昼食をとってから出発した。
 
 
千畳敷・剣ヶ池
 しかし千畳敷カールを周回中に下の方から雨雲が増えてきた、視界を妨げられる前に宝剣岳登頂を果たそうと思って少しは急いだものの乗越浄土で雨雲に覆われてしまった。
 
 
八丁坂から千畳敷・ホテル
 残念ながら宝剣岳登山は諦めて中岳経由で予定より早く駒ヶ岳頂上山荘に到着した。駒ヶ岳頂上山荘の宿泊者は私を含めて4パーティ、8人のみ、私は6人部屋に1人宿泊だった。空木岳から縦走して来られたご夫婦はテント泊の予定だったが風雨が強いので山荘泊され自炊をされていた。
 深夜には月が出て星空も綺麗で部屋の窓から目の前の木曽駒ヶ岳頂上を撮影することも出来たのに朝方は再び濃霧に捲かれていた。
 3時から朝食を摂り、ザックを山荘入口に置いて縦走前にヘッドライトで頂上往復をした。頂上は広く、祠や下山ルートも幾つかあるので真っ暗な濃霧の中、帰路を間違えたら大変な時間ロスになるので頂上到着とともにストック2本を別々に目印として置いていたので下山時に役立った。宝剣岳での日の出を予定していたが濃霧で諦め、夜明けを待って宝剣岳・空木岳縦走を始めた。
 濃霧の中を宝剣岳付近まで進むと頂上方向の岩稜帯を撮っている韓国人の2人がいたが宝剣岳登山は自分一人だけだった。
 
宝剣岳と天狗岩
頂上直下のクサリ場
 
 宝剣岳は岩稜の山で距離こそ短いもののクサリやハシゴを次から次へと登るのは槍ヶ岳の穂先と同じ感じがした。すぐに頂上に到着したが濃霧で全く展望がないので祠と2m程のてっぺん岩を写した。
 前回の登頂時は、てっぺん岩に立ち絶景に満足したが今回はてっぺん岩に「天日太王○」の文字が刻まれていることに気付いた。
宝剣岳頂上の祠と岩
 
 また、頂上部分は狭くて座る場所も無いが電波状況が良いはずだから今夜の宿泊を予約している木曽殿山荘に宿泊確認の電話をした。しかし、最初は繋がらなかったので千畳敷方面に身を乗り出して再度かけると繋がり話すことが出来た。
 すぐに空木岳への縦走を開始、登頂して来たルートとは反対方向の南稜ルートとなる。こちらのルートは厳しいとされているので慎重に下りた。
 確かに厳しいルートではあったがクサリがしっかりと設置されており、岩には〇や×の印の表示が多数あるので怖さはなかった。次から次と岩稜帯とクサリ場は続き三ノ沢岳分岐の辺りでやっと穏やかな縦走になった。
 程なくして千畳敷からの登山道と合流する極楽平に到着した。
 宝剣岳を越える縦走ルートは7月に白馬岳~唐松岳を縦走した時の不帰の剣よりも数倍の緊張感を感じた。
宝剣岳南稜ルートのクサリ場
三ノ沢岳分岐
極楽平
 まとめ
 千畳敷に到着した際は晴れていたものの、急激に悪化して登山途中から濃霧と小雨になり展望は悪かった。しかし、縦走や登山に危険を及ぼすような強風や雨量ではなく順調に進めた。
 これから木曽殿山荘まではアップダウンが多くて長い縦走、翌日の空木岳登山、池山尾根の下山も思い切り楽しみたい。
( 文・写真 福山 )
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