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奥三段峡(太田川水系)
 
日 時  2018年8月25日(土)
天 気  曇り
メンバー   池本、内田、稲垣(会員外)、山田(会員外)
行 程   山口IC~戸河内IC~田代~入渓8:10~F710:10~F1311:00~出渓11:30~林道11:50~イキイシ谷12:35~田代13:05~戸河内IC~山口IC
 まだまだ暑い日が続くので、水に浸かれる沢へ。週末の天気は怪しいが、そこまで降ることはないだろうと予定通り奥三段峡へ向かった。
 戸河内ICを降りて、国道191号を走っていると、所々で路面が濡れている。車窓から見る大規模林道沿いの沢も水量が多いような気もする。田代に到着し、準備をしてから恐る恐る奥三段峡へ向かった。
 沢は見事に増水。流れる水も濁っている。後から調べると、入渓直前の2~3時間前に50mmほどの降水があったようだ。ただ、天気は回復傾向にあるので、無理はしないと全員で確認してから入渓した。
 いきなりの泳ぎとなる。今日は水が濁っているので、あまり浸かりなくない気分だが、それでも次第にこの水質に慣れてくる。
 すぐに現れるF2は、とりあえずセオリー通りにトライするものの、流れが強く取り付けない。仕方がないので、右岸の岩壁を登った。ホールドがしっかりしており、支点も取れるので安心して登れる。
 
水量の多いF2
 
右岸の岩壁を登った
 平水時なら楽しく登れる滝も、この水量では越えられない。重たい水の流れに触れた途端に弾き飛ばされてしまう。それでも、ほとんどの滝に淵があるので、積極的にチャレンジする。
水圧に弾き飛ばされてしまう
積極的にチャレンジする
 今回、ほとんどの滝を直登できなかったが、増水を楽しみながら遡行を続けると、畳ヶ平を過ぎてようやくF7に出会う。各々が好きなところを登る。
今回は越えられなかった
好きなところを登る
 水に浸かりすぎて、身体が冷え切った頃、いよいよ最後のF13が現れた。流れに逆らって、左岸沿いを滝横右の岩まで辿り着く。ここからが難しい。
 内田が水の中から右岸へ移ろうとするが、上手くいかない。何度やっても失敗したところ、最後は稲垣のムーブで解決。ようやく最後の滝を越えた。
流れに逆らいF13へ向かう
右岸に移れない
 その先の堰堤で出渓。装備を解除して林道へ。
 昨年、林道からイキイシ谷まで良い道があるとトレランの人から聞いていたので、それを使う。作業道のようで、歩きやすい道が谷まで続いていた。
トラック図(奥三段峡)
 天気予報ではそれほど降らないはずだったが、局地的にかなりの降水があったようだ。やはり沢は現地に行ってみなければ分からない。
 奥三段峡は簡単に滝を巻けるので問題はなかったが、良い経験となった。
(  文:内田、  写真:内田・山田  )
 
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