へのリンク
表匹見峡+岩節谷・ヤマの谷(高津川水系)
 
日 時  2018年7月21日
天 候  晴れ
メンバー  池本、宮田、内田
行 程  山口~匹見~表匹見峡駐車地点7:45~岩節谷出合入渓7:50~取水口8:45~丸木橋9:00~出渓~表匹見峡魚飛橋手前から入渓9:25~淵見橋10:25~2m落差10:30~ヤマの谷出合11:30~ヤマの谷11:40~取水口12:00~出渓~ヤマの谷出合12:15~駐車地点12:55~匹見~山口
 梅雨が明けて本格的な夏となり、当たり前のことだが、とにかく暑い。先日は山口市で観測史上最高気温の38.7度を記録したとのこと。全員の意見が一致して、泳ぎの沢である表匹見峡へ向かった。
 今回、「あの山この山」さんの記録(http://anoyama-konoyama.net/170806.html)を参考にさせていただき、表匹見峡の他に、岩節谷とヤマの谷にも入ってみることにする。
 まずは岩節谷へ。表匹見峡から橋の下をくぐると、暗いゴルジュの奥にC/S滝が現れる。泳いで取り付くと、左の水流は思った以上にホールドがなく、水圧も強い。
 C/Sの奥が空洞になっており、そこから上部の穴をくぐれそうだが、ここは右の水流を登る。こちらもスタンスに乏しく、抜け口がかなり緊張した。しょっぱなから苦労させられる。
ゴルジュの奥の滝
 いくつかの小滝を越えると、大岩の両脇から水が流れる二条滝が出てくる。ここは右側の水流を越えた。何だかムーブが面白い。
 その後、二段構成となった滝が現れる。上段では左岸からの斜滝と奥からのトユ状滝の二つが流れ込み、下段で簡単な斜滝となっている。下段の斜滝を越えて、上段はトユ状の滝へ進む。中間までは難なくステミングで登るが、そこからが怖い。思わず上部は右岸から越えた。
トユ状滝を登る内田
  その上には水流に覆われる斜滝が控えている。もう何日も雨が降っていないはずだが、何だか水量が多い。
 宮田がレイバック気味に真ん中から取り付き、水流の中に入っていく。頭からシャワーを浴び、手探りでホールドを探して、見事に直登。後続は宮田の登り方を見ているので、ホールドスタンスが分かるため登りやすい。
ここから水流に突っ込む宮田
 次は大岩が重なった三条の滝だ。岩と水と苔の具合が良い。この沢はなかなかの雰囲気を持っている。ここは一番右の水流を登った。
 その後すぐに階段状の滝と斜滝が現れる。水流が流れ込む手前の段差を越えれば、階段状は簡単。斜滝はこれで平水なのか、結構な水量だ。小さな釜から取り付き、シャワーを浴びて登った。
 その後、両岸が大きな岩塊に挟まれた短いゴルジュの中へと入っていくと、その奥に窓枠のような滝が現れた。宮田が器用に越えるが、テクニカルで面白い。
左岸の窓枠を使って越える
 その上は石が積まれた簡易な堰となっており、その間から水がほとばしっている。岩をくぐって右岸側の水流の中を上がると、狭い空間に取水口が設置されていた。よくこんなところに構造物を作ったものだ。
 その奥にはゴルジュの出口を大岩がふさいでおり、大岩をくぐるように滝が流れている。流木でスタンスが限定される中で滝を越えた。
 大岩を抜けると沢は平凡となる。小滝を越えて進むと、両岸に崩れかけた石積が現れるが、何も考えずに通り過ぎてしまった。しかし、これが出渓ポイントの丸木橋だったのだ。しばらく進んでから、池本に指摘されて慌てて引き返す。確かに丸木にロープが結び付けてある。そばには明瞭な踏み跡があり、やがて立派な巡視路となるのを辿って駐車地点に戻った。
 次はいよいよ表匹見峡だ。魚飛橋の下流から入渓。早速の泳ぎから始まるが、水は温く、流れは穏やかで、気持ちが良い。それぞれが好きなように泳ぐ。
好きなように泳ぐ
 沢は開放的で日当たりも良い。河原を歩いたり、大岩から飛び込んだりと、贅沢な水遊びをしている気分だ。そして、時には両岸の岩壁の間を泳いで越えていく。
飛び込みポイントも多い
 基本的に激流はないが、穏やかなようでも確かに水流はあり、場所によっては少しの段差が難しい。
少しの段差が難しい
 そして渕見橋を過ぎると、大きな岩の塊に挟まれた隙間から吹き出す滝が現れた。これが遡行図にある2mの落差か。この沢の核心だ。
 交代で取り付いてみるが、スタンスがなく、あまりに水圧が強いため、可能性が見いだせない。30分ほどだろうか、考えられる方法を試して粘ったが、全く歯が立たない。残念ながら、諦めて右岸を巻いた。
核心の2m落差
 その後、泳ぎと河原歩きを交えると、30分ほどでヤマの谷出合に到着した。とりあえず表匹見峡を遡行し終えたことに一安心。ただ、遡行図にある3mの落差やポットホールは分からなかった。
 ここで初めての小休止後、気持ちを入れ替えて、ヤマの谷へ入る。
 すぐにゴルジュとなったかと思うと、3~4mほどの滝が現れた。ここは宮田が取り付く。いろいろムーブを探っていたが、最後は見事なクライミング。スタンスが乏しく難しい。
スタンスが乏しく難しい
 その後、いくつか小滝を越えると、あっという間に取水口のある堰堤に出る。堰堤のすぐ後に滝があるので、ついでに登って遡行終了。
 下山は取水口のそばから踏み後を辿る。途中、踏み後を逸れてしまったのか、道が分からなくなったので、最後は強引に沢に下った。後はヤマの谷出合から表匹見峡の右岸に渡り、道路を歩いて車に戻った。
 こんな暑い日は表匹見峡でわいわい楽しく泳ぐのが最高だ。そして、今回、表匹見峡と合わせて、岩節谷とヤマの谷の一部を遡行したが、岩節谷が予想以上に良かった。
 西中国山地を隈なく歩かれている「あの山この山」さんの行動力と公開されている情報量に敬意を表したい。
(  文:内田、写真:宮田・内田 )
Copyright(C) 2004 Ube Alpine Club All rights reserved.
SEO [PR] ]Ex ₦΍ IsbN f ^T[o[ SEO