へのリンク
日向神(ハナタテ岩・田川ルート)
 
山行日  2017年10月9日
天 候  晴れ
メンバー  高田・内田・林
行 程  ハナタテ岩取り付き08:30~1p登りスズメバチに囲まれ撤退
 田川ルート取り付き10:15~田川ルート抜け口14:45~田川ルート取り付き15:00
 8時ごろ日向神の駐車場に到着。
 福岡から来た、日向神に通い慣れたクライマーから、クライミング中にスズメバチに囲まれ200カ所刺され緊急搬送されたクライマーがいるという情報を聞く。
 季節は秋、スズメバチが最も活発な季節だ。岩にもスズメバチにも注意し、まずはハナタテ岩へ。
 適当な所から川を濡れないように渡渉する。すぐに苔むした岩場が見える。
 どうやらこれが本来のハナタテ岩の1ピッチ目で、上部まで抜けられるとの事だが、人気がないのか登る人はほとんどおらず苔だらけ。これでは登れないので、定石通り上部へ向かう。
苔むしたハナタテ岩の下部
 左の樹林帯をテープに沿って登り、ハナタテ岩の取り付きへ。
 先行は1組。林がリードして登ると、中ほどでスズメバチが飛んできた。刺激しないようにゆっくりと登るが、とてもしつこい。なかなか離れず、1ピッチ目の終了点で先行組に話を聞くと、同じようにスズメバチに囲まれ思うように登れていないとの事。やがてスズメバチも4匹に増え、さすがに怖くなってきたので静かに懸垂下降する旨を伝え、撤退。残念だが致し方なし!
ハナタテ1ピッチ目。残念ながら撤退
 次のお目当ては最近できたという日向神タワーだが、スズメバチに200カ所刺されたというのは日向神タワーとの事だし、対岸のハナタテから日向神タワーに大きなスズメバチの巣があるのも確認できたので、これは危ないということで、田川ルートに変更。
 田川ルートは人工のルートで全部で4ピッチ。リボルトされ、最近フリーで登られたとの事だがフリーはとても難しそうだ。今回、3人ともアブミを二つ持ってきていたので良かった。
 内田さんがトップで取り付く。1ピッチ目から難しそうだ。いくら人工といえども、支点が遠いとフリーと大して変わらない難しい箇所がピンポイントで出てくる。
 途中、ヌンチャクが足りなくなってきたのでトポの1ピッチ目の中盤で一度切ることに。壁はほぼ垂直でハンキングビレー。
田川ルートに取り付く。大きなフレークが印象的
 ギアを整えトポでの1ピッチ目終了点に到着。
 ここからは、このルートの目玉でもある巨大なフレークを頼りに登る。支点もしっかりしており、アブミもよく使えるので快適。ちょうどフレークが終わった所で終了点。ルート全体に言えることだが、終了点はしっかりしている。
フレークを登る
 3ピッチ目はカム主体となる。ややガレている草付きと、モロそうなちょっとしたクラックにカムを設置しながら登る。ガレているので岩も不安定だ。個人的にはこのピッチが一番緊張したかもしれない。
 3ピッチ目が終わると小さなテラスに到着。ここまでは全て垂直でハンキングビレーばかりだったので小さなテラスでも嬉しい。
3ピッチ目を登る
ハンキングビレーが主体
 4ピッチ目はオーバーハングを乗り越えるルートだ。支点はしっかりしているのだが、アブミでハングを乗り越える箇所が難しい。ハングの終わり目のちょうど良い所に残置スリングがあるのでそれを手掛かりに登るが、これが無いとかなり難しくなるだろう。
4ピッチ目のハングを越える、右手辺りに残置スリング
  ハングを乗り越えアブミを回収しようとすると、フィフィの向きを反対にかけてしまったので脱落防止用の紐を引っ張ってもアブミが回収できない。やってしまった、という焦りの気持ちを抑えつつも、慎重に少しクライムダウンし何とか回収。
 ハングを乗り越えると、ややコケ交じりのフェイス。浅いポケットを頼りに登るが、なかなかバランシーで、支点が遠い。トップは緊張間違いなしだと思う。
最後のフェイス。苔も多い
 上部の樹林帯に到着。しかしまだ気は抜けない。ロープを付けたまま急斜面の樹林帯を登り、やっと平坦となった所でロープを解除。赤テープを頼りに下ると、田川ルートの取り付きへと着いた。
今回悩ましてきたもの!こんな大きいのが沢山あった
 初めての人工での本チャンルートだった。ハンキングビレーは緊張した。リボルトされているからまだ安心だったが、古い支点だとさらに緊張しただろう。
 また、アブミを掛けるときも、その後に右へ行くのか左へいくのかでフィフィを掛ける向きも変えた方が良いと学んだ。最近は人工も時代ではないのだろうけれども、大変充実したクライミングとなった!
 10月といえども大変暑い中でのクライミングだったので、帰りはセブンで氷点下で冷やされているというコーラを皆で飲んだ。キャップを開けた瞬間から凍りだすコーラは大変美味しかった!
( 文:林、 写真:内田 )
Copyright(C) 2004 Ube Alpine Club All rights reserved.
SEO [PR] ]Ex ₦΍ IsbN f ^T[o[ SEO