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山乗渓谷(岡山県旭川水系)
日 時  平成28年8月14日(日)
天 候  晴れ
メンバー  内田
行 程  湯原~蒜山下和~山乗渓谷駐車場~不動滝~入渓7:45~第一区間~県道の橋8:15~
第二区間~県道の橋9:35~第三区間~堰堤10:05~駐車場10:50~湯原
 帰省したついでに岡山県の沢に行くことにする。今回、目星をつけたのは蒜山三山にほど近い山乗渓谷。岡山県では有名な沢のようだ。
 米子道から湯原ICを降りて、山乗渓谷へ向かう。準備をしてから出発。
 そうめん流しを楽しめる茶屋の横を通って、まずは不動滝の見学へ。地元の方の信仰対象なので、この滝は登攀が禁止されている。
 岸壁に囲まれた空間に落ちる滝は、確かに神秘的だ。少し戻って遊歩道を進み、不動滝を過ぎてから入渓した。
不動滝(登攀禁止)
 沢は明るく開けており、陽の光が差し込んでいる。水質は良くもないが、悪くもないといったところ。
 水量は平水時よりもかなり少ないのだろう。特に難しい箇所もないので、穏やかな渓相を楽しみながら先へ進むと、県道の橋が現れた。山乗渓谷は橋で3つの区間に分けられるというが、ここで第一区間が終了。
意外と泳げる淵がある
 橋を過ぎて第二区間に入る。間もなく現れる堰堤を左岸から越えると、いよいよ滝が現れる。
 まずは二条の滝。ホールド、スタンスがしっかりしており、水量も少ないので、シャワークライムを楽しんだ。
左をシャワーで登った
 その後はトユ状の滝やチョックストーンの滝が続くが、単独のため適度な緊張感を味わいながら進むのが面白い。また、この沢は特にトユ状の滝が発達しているのが素晴らしい。
右の水流の中を進む
つっぱり気味で越えた
幅は30cmもない
 第二区間終了の橋手前に出てくるチョックストーンの滝が難しい。いろいろトライするが、あと一手が出ず直登を断念。未練を残しながらも、安全第一と自分に言い聞かせて、この滝を巻いた。
この滝はあと一手が出なかった
 その後、すぐに県道の橋が現れ、第三区間に入る。距離は短いが、第三区間もトユ状の滝や二条の滝が次々に現れ、飽きさせない。どれも難しくはないので、気をつけて登る。
 最後まで緊張を切らさず、滝を越えて進むと、堰堤に突き当たった。ここが終了点のようだ。右岸に上がるとすぐに県道が走っている。あとはのんびり歩いて駐車場まで戻った。
右を登れば簡単
最後まで滝が出てくる
 後で調べたところ、山乗渓谷ではリバートレッキングのツアーも行われており、沢にはかなりの人が入っているようだ。おかげで歩きやすく、どの滝も簡単に巻くことができるので、初心者でも楽しめるのが人気の所以なのだろう。
( 文・写真:内田 )
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