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屋久島・宮之浦岳縦走
山行日  2014年5月2日~4日
天 候  晴れ(全日)
メンバー  福間、清木(周南山岳会)
行 程  2日:

 宇部(0:00)~鹿児島港フェリー(8:30)~宮之浦港バス(12:45)~
紀元杉(14:40)~淀川登山口(15:15)~花之江河(17:00)~
投石平(17:50)~安房岳栗生岳の鞍部(18:45)ビバーク

 3日:

 ビバーク地(4:45)~宮之浦岳(5:30)~焼野三叉路(5:55)~
永田岳(6:35)~焼野三叉路(7:20)~新高塚小屋(9:10)~
縄文杉(10:10)~ウィルソン株(11:30)~辻峠(14:00)~
白谷山荘(14:45)~白谷雲水峡バス停(15:30)~
宮之浦レンタカー~温泉~千尋滝展望台(20:00)

4日:

 千尋滝展望台(5:30)~万代杉(6:15)~モッチョム岳(7:45)~
万代杉(9:10)~千尋滝展望台(10:00)~宮之浦港フェリー(13:30)~
鹿児島港(17:30)~霧島温泉(19:30)~宇部(5日3:00)
 目 的

 
今年のGW後半は仕事の予定がなかったので、旅行がてら屋久島に行くことにした。
 ちょっと物足りない縦走だが、初めてなのでノーマルなコースを選択。雨も降るだろうし、楽しみにカッパを新調したが全く必要なかった。
 内 容
 2日:

 宇部を出発後、仮眠を取りながら鹿児島港に向かう。
 フェリー、バスを乗り継いで、終点の紀元杉に到着すると、既に標高1300mあるせいか少し肌寒い。
 この日は日没まで歩く為、そそくさと準備し淀川登山口に向かう。
 ごった返す淀川小屋を横目に淡々と登り詰め、花之江河に着くと初めて屋久島に来た実感が湧く。
淀川小屋
花之江河
花之江河の鹿
 黒味岳のピストンは捨て難いが、宮之浦岳でのご来光と天秤に掛ける。スルー。
 投石平では、快適な岩に囲まれて、思わず長居しそうになったが、まだ進まなくてはならないので先を急ぐ。
 安房岳周辺、宮之浦岳が目の前に迫るが、そろそろ日も落ちてきた。平たい地形だが湿原だったので給水後、少し進んで適当な場所でビバーク。
 3日:

 宮之浦岳でご来光を堪能後、楽しみだった永田岳へ向かう。
 山頂から望む宮之浦岳も良いが、ネマチや障子尾根もなかなかだった。
永田岳
 これで本日のハイライトは終了したので、後はひたすら標高を下げて白谷雲水峡のバス停に下山するだけだったが、清木は縄文杉からもゆっくりしたかった様だ。
 ダラダラ長い遊歩道、渋滞、最後の登りなど、ここから気を緩めると100%バスには間に合わないので(バスに乗れないとその後が何かと面倒)、悪いが頑張ってもらう。
 一本早いバスに乗れたので、レンタカーを借り温泉にも入れた。買い出しをして、翌日のモッチョム岳に備える。
 4日:
 5時に登る準備をしていると若い3人組に先行される。この山では人に会わないと思っていたので驚いた。
 地図通り500mの急登から始まる。
 岩や木の根を持ちながらの登りは、亀山や陶ヶ岳の様だ。
 あまり屋久島っぽくないが、前日までの縦走よりも登りにパンチがあって楽しい。
 万代杉から急登やトラバースを繰り返すと展望の良い979ピークに出る。
 目指すモッチョムも見渡せ、屋久島に来て初めてゆっくり休憩する事が出来た。4、5mの岩登りが終わればあっさり山頂。ここも絶景だ。
979pからのモッチョム岳
モッチョム最後の登り
山頂からの眺め
綺麗なスラブ
 感 想

 屋久島は毎年整備されている様で、モッチョム岳を含め今回歩いた登山道で道に迷うことはない。最終日に観光とも思ったが、無理して山に登って正解だった。バタバタでも充実した3日間になった。
( 文・写真:福間 )
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