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鳳凰三山(南アルプス)
 と き  2012年1月7日〜8日
 メンバー  高田(単独)
 行 程  1/6  20:00自宅(茨城県)  25:00夜叉神峠登山口(車内泊) 
 1/7  7:30夜叉神峠登山口  8:30夜叉神峠  13:00南御室小屋(テント泊)
 1/8  6:30南御室小屋  7:50薬師岳  8:20観音岳  9:50地蔵岳
 13:00南御室小屋  16:40夜叉神峠登山口   (当日自宅着)
 
 1月6日(金)

 
20時頃茨城の自宅を出発。片道約210km。中央高速甲府昭和ICを途中時間調整して0時過ぎ通過後、夜叉神峠登山口に1時到着。
 雪が多い年で有ればここまで車で入れず、手前の芦安のゲートから約2時間林道歩きを強いられる。いつものように車で一杯やりシュラフに潜り込む。
 1月7日(土)
 
 天気快晴。雪は少ないが寒い。準備をして7時30分出発。
 積雪の無い明るいカラマツ林の登山道をジグザグにゆっくりと登り、約1時間で夜叉神峠到着。白峰三山の大パノラマが目の前に現れる。
夜叉神峠から白峰三山
 今回食料も含め軽量化をしたが、アイゼン・ワカン等冬山装備とテントでザックは重い。
 ここから更に縦走路を杖立峠〜苺平と登る。
 途中から登山道に雪も出てきたのでスパッツを着けるがトレースはバッチリ付いており歩きやすい。苺平までの標高差約1,000mを約5時間かけて登り、少し下って南御室小屋に13時頃到着。
 南御室小屋は冬期は年末年始とこの三連休のみ営業しているようだ。
 いかにも南アルプスらしい趣きのある小屋である。水場も凍って無かった。
 テント設営後小屋で受付を済ませビールを買う。(テント代500円、ビール600円)テントの中で独りラジオを聴きながらチビチビと小宴会を行い、ラーメンに餅を入れて簡単な夕食を済ませ。18時過ぎにはシュラフに入る。
南御室小屋
 1月8日(日)
 
 
5時起床。行動食、アイゼン等必要なものだけ持ち、テントを残して6時半に出発。天気快晴。
 ヘッデン(ヘッドランプ)を点けトレースの付いた急な樹林帯を登る。
 約1時間で森林限界を抜け花崗岩の砂払岳に立つ。白銀の白峰三山や朝日をあびた富士山がそびえ立つ。
富士山
北岳
 薬師岳(7時50分着:2,780m)は平坦な山頂である。
 強烈な風の中稜線を進み観音岳(2,840m)8時20分到着。稜線は風が強く積雪は少ないが花崗岩が点在する岩と雪のミックス帯である。
 地蔵岳に進む途中でアイゼンを装着し、赤抜沢の頭〜賽ノ河原〜地蔵岳9時50分着(オベリスク)を登る。ここから正面に甲斐駒ヶ岳が正面に現れる。
観音岳頂上
地蔵岳(オベリスク)
甲斐駒ヶ岳
 鳳凰三山登頂後は往路を戻り南御室小屋に13時着。テント撤収後13時25分下山開始。再び往路を戻り夜叉神峠登山口に16時40分着。何とか明るいうちにと車に戻り、冷えきった体を温めるために芦安温泉で風呂(1,000円)に入り帰路に着く。
 
 鳳凰三山は南アルプス冬山入門ルートで、標高差1,000mの雪山歩きと、アイゼン・ピッケルワークを練習するには良い山である。しかし宇部からではチョット遠い・・・かな。
 
( 写真、文:高田 )
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