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大山冬山合宿 報告
 行 程 1月13日(金)  
 19:00関門医療センター(村上、中西、長岡)〜20:40山口市内駐車場
(竹之内、松並、今井、田村合流)〜R9号、山陰道(無料区間)〜
 
1月14日(土)  
 2:30南光河原駐車場(仮眠)〜4:30起床〜5:20駐車場〜6:15
大神山神社〜7:30~7:50元谷小屋〜8:15~10:30行者谷付近で
滑落停止訓練など〜12:10六合目避難小屋〜13:30弥山ピーク〜13:35~14:00頂上小屋〜15:20駐車場 

〔16:20中西、松並、田村は帰路に着く=山陰道、R9号〜
21:40山口市内駐車場〕

 村上・竹之内、長岡、今井は下山キャンプ場テント泊
 
1月15日(日)  
 4:00起床〜6:00発〜6:40大神山神社〜7:30~8:10元谷小屋〜
9:10~9;20八合尾根基部〜13:30 夏道八合目〜夏道下山〜
14:30駐車場 15:15発〜山陰道、R9号〜21:00山口市〜
22:00宇部市〜23時 下関市

 
 天 候 1月14日(土)  曇時々雪 山頂付近の視界やや不良、風やや強い
1月15日(日)  曇時々雪 山頂付近の視界やや不良 風やや強い
 メンバー  村上 知之(CL、装備)、竹之内 真人(SL、装備)、中西 美江(医療)、
 田村 敦子(記録)、長岡 敏信(記録)、松並 和寛、今井 厚(食糧)
「大山トラック図」
   合宿前半(14日まで)の報告(田村 敦子)
 
 CLとSL以外は本格的雪山登山が初めて、もしくは過去数回しか経験していないメンバーのための雪山登山入門編の合宿である。予想したほどの天候の崩れはなく、滑落停止などの雪上訓練、バリエーションと、両日とも充実した内容であった。
 
 1月13日(金)
 
 下関発の隊と山口市内で合流し、国道9号線、山陰道(無料区間)にて現地入りする。積雪は高速をおりてしばらくしてからやっと現れる程度で交通の状況は問題なかった。除雪作業の轟音に「眠れるか?」と思いつつも仮眠をとる。
 1月14日(土)
 
 明け方の冷え込みもゆるやかで風もなく、比較的良いコンディションの中、出発する。
 大神山神社でワカンを着け、いよいよラッセルが始まる。やや重めの雪であまり沈みこまず歩きやすい状態だったが、リーダーより斜面のトラバース歩行時の注意点や薄層テストなどの説明を受けながらゆっくり進む。
 元谷小屋で装備を身に着けたりしながら小休憩を取った後、行者尾根に上がる手前で2時間弱、滑落停止や雪上歩行等の訓練を行った。
写真1 雪上訓練風景 撮影:田村
 行者コースはラッセルを楽しみ、夏山登山道に合流後はガスで眺望の得られない中、黙々と、ただひたすらに慣れないアイゼン歩行でミスをしないよう気を付けながらピークを目指すのみ。
 六合目以降の強い風にもかき消されずトレースがしっかり残っているため、視界不良ではあるが迷うことなく頂上へ着く。
写真2.弥山頂上 撮影:田村
 下山は夏山登山道をアイゼンを外す以外は立ち止まらず、シリセードやトレース脇のやわらかな雪の中を歩いたり、思い思いに楽しみながらあっという間に駐車場に着いた。
 1日目しか参加できない中西、松並、田村は往路とほぼ同じルートを辿り帰山した。
   合宿後半(15日)の報告 (長岡 敏信)
 
 4時起床、朝食を終え、テントを撤収し、装備を整えた。本日の行動について、CL村上さんから「宝珠尾根を登るか、七合尾根を登るか、とりあえず元谷小屋まで行ってから決断する」と説明。
 6時00分に南光河原駐車場を出発した。
 
 駐車場から元谷小屋へは前日のトレースも残っており、ワカンを装着することなく大神神社から途中林道を経由し元谷小屋へ向かう。
 元谷小屋周辺は昨日よりも視界が良く、堰堤から大山北壁の一部を見ることができ、風もないため、村上さんの判断で七合尾根を登ることを決定する。
写真3.堰堤から八合尾根基部を望む 撮影:長岡
 7時30分に元谷小屋に到着、休息を取るとともに、ハーネス、ヘルメット、ワカンを着装し8時10分、七合尾根基部に向けて出発する。
 元谷小屋からは昨日のトレースを外れ、膝上までのラッセルをSL竹之内さんが先頭で快調に行う。
 9時10分には七合尾根基部に到着。と思いきや、ここが八合尾根基部であることが後で判明した。
 ここでワカンをアイゼンに変えた。尾根基部の岩稜は登らず、最初は八合沢右岸を進んたが、薄層テストの結果、雪崩の危険が高いと判断し、早めに稜線へ上がった。
 稜線ではやせ尾根が連続する。しかし、積雪が多く、足元は安定しているため、ロープはしばらく出さずに進んだ。
 今井さんも先頭に出てやせ尾根を快調に進む。冬山のバリエーションが初めてとはとても思えない。
写真4.八合尾根基部から八合沢右岸を進む 撮影 長岡
写真5.八合尾根稜線をリードする今井 撮影:長岡
 途中、極めて細い稜線を馬乗りになって渡ったり、潅木を頼りに斜面をトラバースするなど、緊張しながらも慎重に進んだ。
 八合尾根に取り付いて2時間30分経った11時40分、目の前に大きな岩峰が立ちはだかる。この岩峰に付いている雪は浅く柔らかい。潅木もない。直接登るにはハーケンを打たねばならならない。
 そこで村上さんと竹之内さんが岩峰基部を右に10mほどトラバースし、ロープを出して潅木のある岩稜を登り、途中から急斜面をトラバースするルートを工作した。
 全員が岩峰を越えるのに1時間20分かかった。この間に風は強くなり、視界も悪くなってきた。体が冷え切った。
写真6.竹之内のビレーで岩稜を越える村上 撮影:長岡
 稜線へ出てからもやせ尾根は続き、時折、村上さんの「そのうち稜線が広くなるから」という言葉を待ち遠しくも想い出しながら進むこと30分、13時30分に八合尾根到達点の夏道合流点に到着。
 視界が悪く吹雪いていたため頂上へは向かわず、夏道を下り、6号避難小屋を少し下ったあたりで、小休止し14時30分に無事に下山した。以上
写真7.無事に八合尾根を登り切った竹之内、今井、長岡  撮影:村上
( 文:田村・長岡、 写真:田村・長岡・村上 )
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