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針ノ木岳(山スキー)
日 程  2012年6月2日(土)
メンバー  市橋【CL】、大岡、高田、林【記録】
行 程  6月1日(金) 19:00宇部発 → 19:30山口 → 防府東IC〜高速道路移動
 
 6月2日(土) 6:00扇沢着(高田合流) 6:50発 → 8:00大沢小屋下
(スキー装着) → 10:00マヤクボ沢分岐(マヤクボ沢を登行) → 
11:30 2500m地点 → 12:00稜線 マヤクボ沢のコル → 13:00針ノ木岳山頂 → 
13:50マヤクボ沢のコル → スキー滑降 → 14:40大沢小屋下(滑降終了)
 → 15:40扇沢着(車移動) → 16:30大町温泉郷(泊)
 
 6月3日(日) 8:00大町温泉郷発 → 18:00防府着 → 19:00宇部着
 内  容
 
 山口では、夏の訪れをあと少しと思わせんばかりの気温である。そんな中、山スキーへ行こうと、照準を針ノ木岳に合わした。
 メンバーは四人で、市橋と大岡と林、そして茨城から参加の高田である。高田は前に一度来たことあるが、他のメンバーははじめてのルートである。
  
 6月1日
 
 19時宇部発、19時30分山口市で林を乗車させ、防府東より高速道路にて山口を出発。
 6月2日
 
 
 山口県組は6時に扇沢駐車場着。駐車場には他にも車が止まっており、何組かスキーヤーも見受けられる。
 先に来ていた高田と合流し、6時50分にスキーブーツを履いて扇沢を出発する。
 8時に大沢小屋近くの雪渓に出たのでスキー板を履いての登りとなった。
大沢小屋の下 ここでスキーを装着
 傾斜は登るにつれてきつくなり、スキーのシール登行が今回で二回目となる林にとっては、まだ馴れておらず何度か滑りそうになりつつも、10時にマヤクボ沢分岐に着く。
針ノ木雪渓の登り
 天気は良く、非常に気持ちが良い。雪の存在を忘れさせるかのように太陽は降り注ぎ登行中は少し暑いぐらいであった。
 分岐をマヤクボ沢方面に進行する。傾斜は更に急になる。
 滑らないように細心の注意をはらうも、林が二回ずり落ちてしまった為に、スキー板を外してアイゼンに変える。
マヤクボ沢の登り
マヤクボ沢上部の登り 再びスキーを担ぎアイゼンでの登りとなる
 11時30分にようやくなだらかな斜面に着く。ここから稜線へはもう直ぐである。
 12時に稜線に出る。荷物をデポし、ピッケルとアイゼンを装備し針ノ木岳山頂を目指す。先程の天気の良さとはうってかわって辺りは少しガスっている。
 13時に山頂に到着。ガスも無く天気は概ね良く、気持ちがよい。
 写真撮影と小休止をして稜線まで降りる。登りでは気が付かなかった黒部湖を見下ろす。
 ここから、いよいよスキー滑降である。先程まであったガスも無く、視界は良好である。
針ノ木岳山頂
 高田が先陣を切り、気持ち良く滑る。
 スキーは三ヶ月ぶりで少し不安であったが、滑り始めると自然と体がスキー板に順応し、不安は無くなったのだが、何回も転んでしまった。どうやらいつも通りのようである。
 雪質は少し重いようであったが、転んでも痛くないので幸いした。
コルからの滑降
 最も急な、そして最も苦労した斜面を滑走する。
 登りに何時間もかけた斜面をじっくり楽しみながら滑る。
 先程の苦労はこの為にあったのだと考えると、これが山スキーの醍醐味なのかもしれない。
急斜面を慎重に下る
針ノ木雪渓下部の滑降
 14時40分、スキーで滑れる限界まで滑り、滑降終了。大沢小屋に寄り駐車場を目指す。
滑降の終了点
 15時50分扇沢駐車場に到着。そのまま大町温泉に降り、テントを張り宴会へと突入したのであった。
 6月3日
 
 8時出発。高田とはここで別れる。
 山口県組は大王わさび農園に寄り、山口への帰路につく。18時防府で林が別れ、19時宇部着。
 
 登れば登るほどに傾斜が急になり、体力面で苦労したが、だからこそのスキー滑降が楽しめた。
 林は本格的な山スキーは今回がはじめてで足を引っ張らないか心配であったが、皆さんの助けもあり、無事に山を降りることが出来た。ありがとうございました。
 メンバーと天気と雪質に非常に恵まれた、楽しい山行であった。
  
(文:林、写真:市橋、高田)
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