へのリンク
河津峡遡行
 1.とき  2011年9月11日
 2.ところ  河津峡(山口県)
 3.天候  晴れ
 4.メンバー  池本、江本、竹之内(真)
 5.行程  小郡I.C.〜(高速道路利用)〜六日市I.C.〜 駐車地点(9:10)−(9:35)〜
入渓地点の橋(9:55)〜F1(10:15)〜河津の滝(10:50) − (11:00)〜稜線上コル
(12:10) − (12:45)〜右谷山(13:20) −(13:35)〜925m小ピーク (14:35)
〜駐車地点(15:50) 〜六日市I.C.〜(高速道路利用)〜小郡I.C.
遡行時間  2時間15分,下山時間;3時間05分
  6.内容
 昨年のトチゴヤ谷遡行時と同じ場所に駐車し、志度を整えたのち出発。しばらく歩き、右岸に渡る橋から入渓する。
 トチゴヤ谷取り付き点付近までは特筆するような箇所はない。そこを過ぎて少しすると釜を持った8mの滝が出てくる。
 F1だ。水は、左側からは落ち込んでいるが、ルンゼ状になっている滝の右側は流れていない。
 通常は、右側を登るのが正解であろう。しかし、あえて直登にチャレンジ。
 釜を泳いで取り付く。ホールドはガバばかりであるが、水流が強いため、シャワークライミング慣れしていないと苦戦するだろう。
F1をシャワークライミングで越える
 後続2人は、右側のルンゼを難なく登る。
 その後は2m前後の滝が多数出てくる。特に困難な箇所もなく、スピーディに登っていく。
 しばらく進むと3段10mの滝が出てくる。
三段の滝
 それを越えるとすぐに15mほどの滝が姿を見せる。河津の滝だ。
河津の滝
 直登は難しそうなので、高巻くことにする。
 右岸のルンゼ状の岩壁でも難しくなさそうだが、より簡単そうな左岸の草付きを高巻く。実際、苦労することもなく、上部の滝の落ち口に出ることができた。
 さらにいくつかの小滝を踏破していくと、二股に到着。
 左股は額々山の方へ行くが、今回は右股をいく。ここから沢が急峻になる。
 4段20mの滝が出てくるが、ロープを出さずに直登する。
滝をフリーで越える
  最後の二股を過ぎると、水量が少なくなり、伏流となっている箇所がかなりを占める。
 登山道に出るまでほとんど沢通しで進め、藪こぎはほとんどない。最後に予定より若干右側に進んでしまったため、1309mの小ピークから北東に延びる尾根上に出てしまい、少し迷いかけた。
 寂地山の南側コル付近で着替えを兼ねた大休止をとる。
 結局、沢では一回も休憩せずにきたので、行動食を食べて下山へ向けての鋭気を養う。メンバーの意向を確認したところ、寂地山には登らなくてもいいとのことなので、右谷山へと向かう。
 右谷山手前のピークから派生する尾根からミノコシ谷を下る予定だったが、ものは試しと標高1153mから925mへの尾根上のルートを選択する。これが大失敗!
 「言われればそうかもしれない」程度にしか踏み跡はなく、テープも所々あるものの、藪化が進んでおりかなり迷いやすい。
 特に925m地点より先は方向を誤ると崩れた岩面が出てくるなど悲惨な目に遭う。
 地形図では、最下部で谷に降りたあと、南西へと点線が伸びているが、そのまま谷を下った方が早いだろう。遡行よりも下山にかかった時間のほうが長く、疲労度は下山の方が遥かに上という有様だった。
( 文;池本、 写真;江本・竹之内真 )
Copyright(C) 2004 Ube Alpine Club All rights reserved.
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送