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大雪山(黒岳)
 日  程  2011年9月29日〜10月02日
 メンバー  福山 清二
 行 程  9月29日 
 稚内駅10:51〜名寄駅で乗換〜旭川駅16:03 道北バス 旭川駅前16:35〜層雲峡18:25(泊)

 9月30日(大雪山登山)
 黒岳7合目 登山事務所 8:30〜黒岳頂上11:00〜黒岳石室11:30(昼食)〜12:00〜御鉢平展望台13:30〜黒岳石室15:00(泊)

 10月1日(大雪山下山)
 起床5:00(朝食)、管理人室滞在5:30〜6:30、黒岳石室7:00〜桂月岳7:30〜黒岳石室8:00 黒岳石室8:30〜黒岳9:00〜黒岳7合目 登山事務所10:00 道北バス 層雲峡10:55〜旭川駅前12:45 旭川駅14:00〜札幌、札幌22:00〜

 10月2日
 〜青森5:40〜新青森6:10〜東京〜新大阪〜広島〜厚狭駅 16:31
  内  容
 黒岳ロープウェーは一般観光客が多かった。
 リフトも利用して黒岳7合目まで上がり黒岳頂上までは紅葉の中を楽しみながら重いザックを背負いゆっくり登る。
 黒岳7合目から黒岳を目指す人は高齢者や若い夫婦連れ数組、単独が私を含め4人だった。
黒岳ロープウェー5合目駅
  天気は曇り時々晴れの状況でロープウェー、リフトそれに登山道の紅葉は素晴らしく写真を撮りながらの登山だ。

 黒岳頂上に着くと突然、今までと全く違う世界になった。寒くて凄い強風、360度の展望、鳥帽子岳〜北海岳〜北鎮岳〜凌雲岳〜桂月岳などの峰々、広大なスケールの大雪山が見渡せた。

 所どころの雪渓、一週間前の初冠雪を一部残した峰々、紅葉とのコントラストがとても素敵な360度の大展望は圧巻だった。
黒岳頂上
黒岳からの大展望−1
黒岳からの大展望−2
雲の平の紅葉、凌雲岳、北鎮岳
 時折小雨が降る状況になったので黒岳石室・避難小屋に行き、昼食を済ませると北鎮岳を目指した。
御鉢平周辺の紅葉、北海岳
 しかし、すぐに北鎮岳の頂上付近は雲にまかれ、そのうち凌雲岳も雲にまかれた。御鉢平展望台まで行こうと急いでいたが少し手前で雨が降りだした。

 来た道を石室小屋に戻りはじめた。少し明るくなったので前方の山を見ると前方の黒岳の横にくっきりとした虹、思わずカメラにおさめた。
黒岳に綺麗な虹
 避難小屋に戻ると大雨になった。
 携帯、メール、ネット、ワンセグテレビもダメだがラジオだけはokだった。

 深夜0時頃、雨音がしなくなったので外を見ると雪に変わっていた。うれしい反面明日の行動がいよいよ狭まったとの不安もあった。

 翌朝、もう下山するだけだからと小屋でゆっくりしていたら外が明るいので出てみるとビックリ、雪面に朝日が輝き全く予想外の景色、一部だが青空も出て峰々も望めた。
石室、桂月岳
 石室は9月中旬で閉鎖されて電気は無かったが無料で泊まれた。200円の協力金は必要だがトイレはオガクズのバイオトイレが利用出来た。
 管理人は不在かと思っていたら隣の管理人室を整理中とかで在所されていた。
 コーヒーを飲まないか?と招かれたのでお邪魔して、大雪山の怖さ、吹雪への対処方法など教えてもらった。

 より良い展望を期待してすぐ近くの桂月岳に登ったが頂上は吹雪状態で全く見えなかった。
 登山路は雪で埋まり、黄色の目印のほとんどは雪の下だった。直ぐに下山した。
 翌日も黒岳登山は数組だったが7合目事務所は観光客で超満員、ロープウェーから見る紅葉と雪を抱いた大雪山の峰々はうなるばかりの美しさだった。
 
 まとめ

 今回は紅葉の大雪山(黒岳〜旭岳)の縦走を予定していたが天候は雨模様なので、残念ながら北鎮岳往復に変更した。

 結局は北鎮岳にも行けなかったが大雪山の大展望、紅葉、雪渓、残雪、新雪に恵まれ楽しい山旅となった。

 雪の中を、すぐ近くの桂月岳に登ったがほんのわずかな距離でも登山路が何度も分からなくなり不安だった。
 もう10cmも積もり、吹雪で視界がきかなかったら大変だった。
 管理人が吹雪いたら一日に1m積ることもあり、普通はなんでもない石室から黒岳を抜けて帰るルートも極めて難しい状況になると言われたことが良く分かった。
 
( 文・写真 福山 )
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