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四国の山旅 (白髪避難小屋〜三嶺〜名頃)
 日 時  平成23年5月19日(木)
 メンバー  斉藤(宗)・ 三浦(比)・ 斉藤(滋)・ Ks(山歩)
 天  候  快晴
 行 程  白髪避難小屋(6:20)〜 カヤハゲ(7:10)〜 三嶺(8:20−8:40)
〜三嶺ヒュッテ(8:50−9:35)〜平尾谷休憩(11:55−12:50)〜
名頃(13:05−13:30)〜 途中入浴・食事〜 帰宇(23:30)
 温かいうどんで軽めの朝食をすませ、快適に過ごせた白髪の小屋を後にする。行く手の斜面に何か動く物が・・・。「鹿じゃない?」
 カメラを望遠にしたMがそうだと教えてくれる。遠くに離れていても人間の気配を感じてか、速やかに立ち去って行く。
白髪の小屋の夜明け
白髪の小屋を出発
 昨日も通った白髪ノ別れから右折していよいよ三嶺へと向かう。
 4年前は暑い日差しの下、ここを登った。一日の最後に最も長くて急な登りが待っていた。剣山からの縦走で疲れが出ているのに、白髪の小屋の水場から担ぎ上げる水の重たさが肩に堪えた。
 あの時に比べて今日はなんと楽な登りだろう。山頂まで約2時間頑張れば後は下るだけ・・・そう思うと、出来るだけゆっくり登って、この山旅が終わってしまわないようにしたいと思ってしまう。
 前にも後ろにも登山者はいない。清々しい朝の空気を独り占めしている。
カヤハゲに向かう
 広々としたカヤハゲを登り、山頂手前の大岩がグッと近づく。左下には数年前の秋に登ったフスべヨリ谷が見えるが、上部の青ザレの崩壊が激しく登山道はかなり荒れているように見える。
 大岩の右をまいてひと登り、いよいよ三嶺の頂きが近づく。
比呂子さんクサリ場に挑戦
  Mが立ち止まり「比呂子さん」と声をかける。この山が初めての比呂子さんを先頭に二日がかりでついに三嶺のピークに立つ。昨日発った剣山からの縦走路を足元まで目で辿って見る。(やったー!)続いて反対側の西方向に目をやれば、懐かしい西熊山〜天狗塚の稜線が目に入る。「今度あっちから登って来たいね。」と早くも次の訪れに話が弾む。
三嶺山頂 西熊山・天狗塚へと続く稜線
 ひとしきり展望を楽しんで三嶺ヒュッテに下る。誰もいないヒュッテに入り、4年前に陣取った同じ場所に腰を下ろし、湯を沸かしゆっくりとくつろぐ。
 数パーティーが同宿し賑やかだったあの時の小屋の情景が甦り、共に歩いたメンバーの顔が思い浮かぶ。あの時は西熊・天狗塚へとさらに縦走を続けたが、今日は初めて名頃へと下る。
三嶺ヒュッテと池
 ヒュッテの近くから下山道に入る。崩れかけた階段に足を取られないよう注意しながら、やれやれこんな下りが延々と続くのかと覚悟する。
 三嶺に最短で登れるコースと認識し、最短の時間で下るため選らんだので仕方ない。樹林帯に入るとここでも樹皮を鹿に食べられた枯れ木が目につく。
 樹間に覗いた白髪の小屋あたりの風景に別れを告げ、転ばないよう足元だけを見てドンドン下る。

 「わぁ〜! きれい!」傾斜が緩やかになりふと気が付くとウラジロモミの林の真っただ中にいる。「ここがダケモミ(別名)の丘じゃろう」とKsさんが教えてくれる。
 何枚撮っても同じと分かっていても、みんなカメラ片手に中々前に進めなくなる。頭上を覆うようにコナラやブナの巨木が新緑の手を拡げ、見上げてばかりで首が痛くなる。
新緑の林を行く
 「1本の木を根元から撮ろうとしたら、イナバウアーしても撮れんで、ひっくり返りそうになった。」と買ったばかりの広角のカメラを手にしたM。
 全く嬉しい誤算(?)だ。事前の勉強不足が、予期せぬプレゼントをもたらしてくれる。単なる下山路の筈が新鮮さも加わって、一番のハイライトとなる。比呂子さんは感激して、いろいろな樹とのハグに忙しい。
こんな木が何本も・・・
 平尾谷川沿いの林道を下りながら、いよいよ下山地が近いと感じる。
 昼どきなので川原に下り、残りの乾麺を茹で冷やしうどんにして食べる。これで非常食以外ザックには何も残っていない。いつも何かを出し忘れ持ち帰り、何のために運んだのかと腹がたつのだが今回は完食。
 ベテラン比呂子さんの食担に感謝!
清流で冷やしうどんの昼食
 愛車の待つ名頃に無事下山。荷物の整理をして温泉(癒しの湯)に直行し、山旅の汗を流す。(風呂上りのビールというわけにはいかないが・・・)
高ノ瀬〜白髪の小屋〜三嶺〜名頃 トラック図
 西赤石山・剣山〜三嶺と続いた山旅も、もうお終い。
 今回も新しい発見があり、新しい感動があった。山だけではない。旅の始まりに突然襲った目の痛み。流れ出る涙と痛みでどうなるかと思ったが、新居浜で通りがかりに見つけたM眼科クリニックの親切が身にしみた。先生はじめ医院のスタッフさんはもとより、居を同じくした患者さんの「たいしたことが無くてよかったですね。」「早く診てもらえてよかったね」の温かい言葉。
 大好きな四国の山がますます好きになった5日間の旅だった。
( 文・斉藤(滋)  写真・斉藤(宗) 斉藤(滋) )
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