へのリンク
かたくりをたずねて(冠山〜寂地山〜右谷山縦走)
1.と き  2011年4月30日
2.天 候  曇り後雨
3.メンバー  江本、永安、田村、松並、福間、長岡 
4.行 程  宇部(6:20)〜山口南I.C.(7:00)〜(中国縦貫自動車道)〜吉和I.C.〜
松ノ木峠(8:30〜8:45)〜寺床(9:55〜10:25)〜冠山(11:15)〜寂地山
(12:40)〜みのこし峠(13:45)〜右谷山(14:05〜14:30)〜寂地山
(15:35〜15:45)〜松ノ木峠(17:25)〜吉和I.C.(18:00〜18:15)〜
(中国縦貫自動車道)〜山口南I.C.〜宇部(20:00)
5.内 容  今年もカタクリの花を観に冠山から寂地山方面に散策に出かけた。
 今年の開花は例年より遅いと判断し、昨年より1週間遅く山行を計画したが、
それでも冠山と寂地山には花は咲いていなかった。
 今年は、冠山付近では残雪が多く、開花は例年よりも二週間以上遅れている
印象だ。
それでも諦めずかたくりの花の咲いていそうな稜線を縦走して、何とか数輪の
かたくりの花にめぐり逢うことができた。
 8時30分冠山高原スキー場着。
 既に数台の車が駐車しているがこの時期にしては登山者が少ない。午後から雨の天気予報のためだろうか。さっそく身支度を整える。
 メンバー6人のうち5人はデジカメ片手に軽装備。田村は一人、いつもの様に歩荷である。
 松ノ木峠からの登りでは周囲の落葉樹はやっと新芽が出始めた程度で、こしあぶらの木にもまだ新芽は芽吹いていない。遠くからだと枯れ木のように見える。
 例年なら展望台と呼ばれている地点を過ぎた辺りから、花びらをカールさせたかたくりの花のお出向かいを受けるのだが、今年はやっとつぼみが出始めた程度だった。
まだつぼみのかたくり
 冠山分岐付近では残雪が多く、かたくりはまだ雪の下であった。登山道もわかりにくいので、読図しながら冠山を目指す。
縦走路を覆う残雪
 日当たりの良い斜面には残雪はないが、登山道脇のかたくりはここでもまだ蕾が出始めた程度。
 冠山頂上には登山者の姿は無くひっそりとしていた。記念写真を撮った後、寂地山を目指す。
 寂地山に続く縦走路も残雪で被われ、その上にはたくさんの足跡が残っている。登山者が思い思いに歩くからだろう。
 若手は読図を楽しんでいる。私は地形を見ながら最短距離を進む。通いなれたコースなので、視界が利けば迷うことはない。
 寂地山山頂では数人の登山者が食事をしていたが、春の寂地山の賑わいは無い。各自行動食でエネルギー補給し、かたくりを求めて次は右谷山を目指す。
 例年なら、寂地山からミノコシ峠につづく縦走路にはいたるところにかたくりが自生していて、登山者の目を楽しませてくれるのだが、今日は花はなく、人影もまばらだ。
 残念だが、白いかたくりの花は今年も観る事ができない。
 ミノコシ峠から右谷山にかけて、ようやく数輪のかたくりの花の開花を確認。救われたおもいで写真を撮影する。
 右谷山で記念写真を撮った後、来た道を引き返した。
かたくりの花
かたくりの花
かたくりの花
右谷山にて記念撮影
 寂地山付近まで戻ると頂上はガスで覆われ、登山者の姿も無くひっそりしていた。
 全員のコンディションを確認して下山開始。来た道を帰る。
 時折思い出した様に小雨が降る。さらには日没が近いこともあり登山道に春の明るさは感じられない。
 とにかく下山予定時刻に間に合うように静かな山道を急いだ。
 17時25分、下山予定時刻より遅れたものの皆元気に下山。
 車に乗り込むのとほぼ同時に雨は本降りになった。走り出した車の中で、一人山行の余韻を楽しんた。
「2010年4月24日 カタクリをたずねて」を見る
( 文・写真:江本 )
Copyright(C) 2004 Ube Alpine Club All rights reserved.
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送