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冬山合宿 富士山
メ ン バ ー 池本・鹿野(陽)・松田
 12/11
  防府21:10発

  防府の鹿野宅に21時集合。
 鹿野と松田は忘年会があったが、この山行のため酒を飲まなかったとの事。ご苦労様である。
 今回、車は池本のワゴンRである。高速で長距離走ったことがないので不安だったが、荷物も余裕で積め、予想よりも快適であった。
 登り80km/h以上でレッドゾーンに達することを除けば。
 12/12 晴れ
 吉田登山口(7:40-8:10)ー佐藤小屋10:10ー8合目13:35

 カーナビの指示に従い、御殿場ICで東名高速道を降りて吉田口を目指す。
 吉田口の広場とその手前の道路には、40台程度の車が停まっていた。ここでこれほどの車を見るのは初めてである。しかたないので、広場の100m手前道路脇に車を停めた。
 準備を整え、いざ登り始める。天候はよく、風もさほどない。
 比較的若いメンバーなので速い、速い。
 他のパーティーをぐんぐん抜かしていき、わずか2時間で佐藤小屋に到着した。
 6合目付近では、雪上訓練や散策をしているグループが多く見受けられた。思ったより頂上を目指すパーティーは少ないようだ。
 雪はあまり積もっておらず、7合目からピッケルを出すもアイゼンはつけず。
 上部に行くほど風が勢いを増してくる。
 8合目に到着、すぐテントを張る場所を探す。とりあえずの場所を見つけるが、その間にも風は強まっていく。
 テントがとばされないよう、設営は非常に苦労した。
 夜中には暴風状態となり、テントが大きく変形する。風上側に頭を向けて寝ていると、テントの横面が頭のすぐ上に傾いてくる。激しく叩きつける風音を聞きながら、眠れない夜を過ごした。
 12/13 快晴(曇り)
 8合目6:45ー山頂(8:25ー8:55)ー8合目(9:35ー9:55)ー佐藤小屋10:45ー吉田口11:50ー防府21:40

 と、思っていたら5:30に起床、寝過ごした!
 急いで準備を整え、テントの撤収を含めて1時間強で出発する。
 夜半とはうってかわって風も弱く、暖かい。
 標高2,000m付近に厚く雲がかかるが、その上空は雲一つなかった。
 朝早くからアタックする他パーティーもいたが、追い越して先頭をきって歩く。
 昨日のトレースは風で大半がかき消されていた。雪面は一部ウインドクラストしていたが、荷重に耐えきれず坪足になることがほとんど。標高が高いため呼吸が苦しく、頂上の鳥居がなかなか近づかいてこない。
 出発から2時間40分、山頂に到着。
 眼下に広がる雲海を眺めつつ、ゆったり過ごす。
 「山口ハモのプリントTシャツ一枚になって記念撮影し、全国に宣伝する」と鹿野がいきなり言い出した。
 その行動原理がよく理解できないものの、とりあえず上半身裸になってつき合う池本37歳。
 それに触発され、同じく上半身裸になる鹿野26歳。その写真を撮る雪山装備の松田20歳。いろいろギリギリである。
 撮影会も終わり、下山を開始。
 頂上〜8合目〜佐藤小屋〜登山口と各区間を1ピッチずつ、計3ピッチで下る。
 6合目付近からは雲海と同等の高さとなるため、ガスがかかってきた。
 登山口に降りてみると、来たときよりも更に車が増えていた。多くが関東方面からのワゴンやRVの中、黄色の下関ナンバーが目に映えた。
 帰りは行きと同様にカーナビの案内に頼り、河口湖ICから中央自動車道経由で山口に帰った。
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