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宮崎県の岩場
目  的 春山合宿;新人の岩壁登攀トレーニング
期  間 平成21年 5月 2・3日 
山  名 雌鉾岳(めんぽこだけ)、比叡山(ひえいざん)
参 加 者 村上知之(CL、53歳)、石田浩二(講師、57歳)、池本貴浩(SL、37歳)、中西美江(食糧、32歳)、春藤裕樹(医療、25歳)、松田翼(食糧、21歳) 
   行 程
5月 1日 移動日
先発隊(石田・春藤・松田)
 下関発(19時30分)〜中国道〜九州道〜小倉南IC〜小石原〜小国〜 〜高千穂〜鹿川渓谷〜比叡山登山口駐車場(1時着、テント泊)
後発隊(村上・池本・中西)
 下関発(21時30分)〜中国道〜九州道−御舟IC(熊本県)〜 〜高千穂〜鹿川渓谷〜比叡山登山口駐車場(3時30分着、テント泊)
5月 2日  雌鉾岳「晩秋の滝」ルート登攀(天候:晴れ、風強く寒い)
 雌鉾岳の壁はブッシュの少ない、スッキリした約250メートルの大スラブ壁である(写真1はその中・上部)。
 岩壁の右側を美しい大滝が 落ちている。
 「晩秋の滝」ルートはこの滝の左側を登るルート。
 7ピッ チで最高難度はY級。
 さらに頂上に抜けるまで短い3ピッチが続く。
< 写真1 >
赤ラインが「晩秋の滝」、黄色が「滝の庵」の一部
       テント場発(6時00分)〜上鹿川キャンプ場に駐車(6時30分)~ 〜雌鉾岳の岩場基部〜7時30分登攀開始
石田パーティー(石田・春藤・松田)
 「晩秋の滝」の2ピッチ目から「滝の庵」へ移動し、3ピッチ目から 再び「晩秋の滝」に戻る(写真1の黄色ルートが「滝の庵」の一部)。
  リードは全て石田。
 終了時刻12時30分(4時間)。
村上パーティー(村上・池本・中西)
 「晩秋の滝ルート」を完登。
 リードは全て村上。
 終了時刻13時30分 (5時間)。
「晩秋の滝」2ピッチ目を登る松田と1ピッチ目を登る村上 パーティー
「滝の庵」部分(3ピッチ目)の春藤
 雌鉾岳の山頂は風が強く、かなり寒いが、展望は素晴らしく、新緑に アケボノツツジのピンクがひときわ美しかった。
      下山開始(13時40分)〜一般登路〜「展望台」〜岩場基部〜上鹿川 キャンプ場(16時30分)〜比叡山登山口駐車場(17時 テント泊)
「展望台」の5人と雌鉾岳。石田撮影
5月 3日  比叡山T峰「ニードル左岩稜」(天候:曇り、夕方から雨)
 至る所にナチュラルプロテクションを効かしながら登るカンテルー ト。
 ニードルのピークまでは3ピッチ。さらにコルへ15mの懸垂 下降の後、T峰Aピークまで3ピッチ。
 最大難度Y級。
  7時出発〜千畳敷〜ニードル基部着〜7時30分登攀開始。
石田隊(石田・春藤・松田)
 リードは全て石田。
 10時30分にニードルピーク着(3時間)。
 コル で村上隊を45分ほど待つ。
 T峰Aピークには14時着(6時間30分)。
  すぐに懸垂下降開始。
 T峰の1ピッチ終了点に到達していた村上隊の 中西も一緒に下山。
 この後、4人はT峰南面の「第一スラブルート」 へ移動。
 松田が3ピッチをリードして終了。
 18時30分。(2時間)。
村上隊(村上・池本・中西)
 リードは村上。但し、ナチュラルプロテクションの殆どは石田の残 置を利用。
 ニードルのピークに3人が揃ったのは12時30分(5時間)。
 T峰1ピッチ終了点で中西が石田隊と下山。
 池本がT峰Aピークの2 ピッチ目でリタイア(16時30分)。
 下山。テント場着17時30分。
ニードルピークに到達した村上と中西。T峰の石田が撮影
5月 4日 移動日
 出発(8時)〜高千穂〜高森〜小国〜小石原〜小倉南IC〜九州道〜 〜中国道〜下関(15時)〜山口市(16時30分)
感  想  3人の若い新人が初めてマルチピッチを経験した。
 彼らにとってはこれまでの練習成果を試し、さらに必要な技術や心構えを学ぶ機会となっただけでなく、アルパインクライミングの醍醐味を味わえたのではないかと思う。
 一方、雪山や沢登りでは大ベテランの池本君が、ロッククライミングをほとんどやっていないことは会員間での大きな謎であった。
 実は今回、彼が初めて本格的な岩登りに挑戦したのである。
 これをきっかけに彼の登山スタイルが広がり、新人をより強くリードしてくれるようになることを期待する。

 今回は2月の大山に引き続き、アルピナの石田さんに講師をお願いした。
 最近、宇部山岳会には新人がたくさん入会したが、彼らに早い時期からレベルの高いクライマーの技術や経験、考え方に触れてもらいたいと思うからである。
 私も大変勉強になった。
 石田さんには心より感謝したい。
  しかし、新人教育を他人にばかり頼っていては自分自身が情けない。私もできる限り、自分の登山技術や経験、楽しみ方を新人たちに伝える努力をしているつもりである。
 石田さんのように圧倒的なレベル差で新人を指導する実力はないが、適当な競争相手として彼らを刺激するくらいのことは、まだしばらくやれそうである。
 また、会員の中にも新人を熱心に指導し、あるいは可愛がってくれる人が多い。
 新人たちの最近の行動や顔つきを見ていると、その成果が実を結びつつあるのではないか、と感じる。
 岡本敏さんや三浦章さんも微笑んでいるに違いない。            村 上
感  想  今回は初めて本格的なアルパインクライミングを経験することができた。
 今まで、陶ヶ岳や亀山などでクライミングのトレーニングを積んできたが、今回のよ うなマルチピッチは初めてだ。
 合宿全体を通して、岩を登る技術も大切だが1ピッチごとの確保やビレイ、ロープの 整理などを確実かつ早く行うことが必要だと感じた。
 これは日ごろのトレーニングで技術を向上したい。
 また、今回の合宿では3ピッチであるがリードを経験させていただいた。
 いつまでも連れて行ってもらう立場では上達しないので、今後は少しでも挑戦できそ うなルートであれば積極的にリードで登りたい。

 最後になりましたが、私のような新人がこのような素晴らしい岩場に来ることができ たのは石田さん、村上さんのようなベテランの方がいらっしゃるからです。 私もこれから様々な経験を通して知識や技量を増やし、いつか新人を連れて行けるよ うになりたいと思っています。
 今回は素晴らしい経験をさせていただいて、ありがとうございました。    松田 翼
 *石田さんのアルピナのホームページもご覧ください。
( 村上 )
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