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那須連峰赤面山(あかづらやま)山スキー
山行日  2009年3月29日 
メンバー 高田(単独) 
 山の雪の状態も安定してきて山スキーシーズンになってきたので、今シーズン初めての山スキーに出かけた。
 単独なので近場で手頃な場所を探した結果、那須連峰の赤面山(1,701m)に行くことにした。
 場所は栃木県と福島県の県境にあり、ここの茨城県からだと片道160q位のところにある。
 3月28日土曜日の昼過ぎから準備をして途中食糧を買出しゆっくり出発。
 何も高速道路を使用する距離でもないが、せっかく1,000円乗り放題ということなので、東北自動車道を宇都宮から那須まで乗る。
 登山口の白河スキー場跡(数年前に閉鎖されたらしい)の駐車場に19時半頃到着。閉鎖されたロッジの前に車を止めて一杯やるが、他に車は無く何となく不気味である。
 早々にシュラフに潜り込む。夜中に寒くて目が覚めるとなんと外は雪が降っている。
 明日は無理かな・・・?とりあえず明るくなるまで又寝ることにする。
閉鎖されたロッジ前駐車場
 3月29日 朝6時半頃目が覚めると雪はまだ降っている。
 しかし降りかたからしてそんなに積もるほどのことはなさそうだ、とりあえずスキー場跡のゲレンデに偵察に行くと雪は殆ど無くズタズタである。
 これではスキーは無理そうである。
 天気もいまいちだし、止めて温泉でも入って・・・とも考えたが、せっかくなのでスキー板を持って頂上まで行ってみようと準備をする。
ゲレンデ下部
 8時頃出発。
 スキー板はザックに付けてゲレンデ跡を登る。
 リフト1本分を登った頃から雪が増えてきたのでシール登高にきりかえる。
 このくらい雪があれば下りはスキーが楽しめそうだ。しかし天気は相変わらず雪がちらつく。
 風も強く気温も低い。上に行けば行くほど条件は悪いがまだ視界は利くのでとりあえず行けるところまで行くことにする。
 単独なので無理は禁物である。
 ゲレンデ終点からブナ林の中に入る。ここからいよいよ山スキーらしくなり頂上を目指す。
ゲレンデ終了登山口
 高度が上がると森林限界となり更に風を強く受ける。
 ルートの要所々には赤布や番号札があるので下りの事も考えながら地形を覚えながら登る。
赤面山
 頂上付近は更に風が強くガリガリであるが何とかスキーを履いたまま頂上に10時半着。
 風は猛烈に強くてとても景色を楽しんでいる余裕は無い。写真だけ撮って早々に下りに入る。
  赤面山頂上
 クラストした斜面を何とかやり過ごし少し下ると風も弱まり一安心である。
 後は立木の少ない斜面を探しながら滑って下る。
 気温が低い分雪質はバッチリで滑りやすい。あっという間にゲレンデに出る。
ゲレンデ上部
 下部は雪を拾いながら滑って下る。11時半駐車場着。近くの甲子(かし)温泉に入り帰路に着く。17時半帰宅。
(高田 記)
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