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浦石峡遡行
1.山行日  8月2日(土)
 
2.天候 晴れ
 
3.メンバー 石井、大岡、市橋、村田(俊)、江本
 
4.内容 宇部(6:45)〜山口I.C.(7:45)〜六日市I.C.〜寂地山峡入り口 (9:00)〜宇佐川入渓(9:40)〜浦石峡合流点 (10:00)〜 下木目の滝(13:45)〜 上木目の滝(14:25)〜(林道経由)〜駐車場着(15:15)〜六日市I.C.〜山口I.C.(17:10)〜宇部(18:10)
 私にとっては今年二回目の浦石峡遡行だ。
 この沢は高速道路を利用すれば交通の便もよく、沢の水質が良くて、登攀的な雰囲気が楽しめて、遡行後の下山も林道を利用できて容易で、日帰りで沢登りを楽しむにはもってこいの、私のお気に入りだ。
 今回、会の若手?と呼ばれている中高年5人が沢登り学習会ということで集まった。
 宇佐川沿いの道路わきに車を止め、そこから歩いて取り付き点まで移動。浦石峡取り付きから宇佐川下流数百メートル地点から入渓。水温は適温。水量は前回よりも少ない。
 浦石峡入り口にさしかかったあたりからアブの大群につきまとわれていらいらしながら遡行する。沢の中にいるときは気が付かなかったが、翌日、後ろ頭からうなじにかけて異常なほど膨れていて、アブの被害に気が付いた次第だ。他の仲間はほとんど被害を受けなかったようだ。なぜ私だけが被害にあったのか、未だにわからない。
 高根橋をくぐるとすぐにF1が現れる。釜の左岸よりを泳いで滝に取り付くが手がかりがないので結局、滝の左側に移動して直登。
 1年ぶりに沢に入った2人は最初少してこずったが無事直登。徐々に沢登りの感覚が戻ってきているようだ。
釜を泳ぐ
滝に取り付く
滝を越える
 ゴルジュを抜けて、浦石橋の下で一本立てたあとは
浦石橋の下で
かわら歩きが続く。いくつか釜と滝を越えたところで、2段10mの滝が現れる。ロープを出し、残置ハーケンを利用して人工で越える。
 この後も適度の間隔で釜と滝が現れるが水量がさほど多くないのですべて直登する。F9は階段状になった左岸を巻いて滝の上にでる。
 ここで昼食をとる。全身ずぶ濡れ、日陰なのにまったく寒さを感じない。それほど気温が高いということだろう。
 F11は小さな釜を泳いで滝に取り付き、残置ハーケンを利用して人工で越える。
滝の登攀
 セカンド以降も軽快なリズムでがんがん登ってくるのでロープを引くのが大変だ。
 取水堰堤が見えてくるとクライマックスも近い。汗だくになったところで下木目の滝に到着。全員火照った体を滝の水で冷やした。十分に休憩した後、左岸の残置ピンを利用してロープをフィックス。セカンド以降はタイブロックやオートブロックで自己確保しながら滝を越えた。続く上木目の滝はフリーで各自好きなラインを登った。このナメ滝は何度登っても美しい。クライマックスにふさわしい景観だ。
 時計を見ると14時を少し回ったところだった。結構休息をたくさんとった割には予定より早い時間で木目の滝を抜けた。まだ時間は十分あるが多数意見を尊重してこの日の遡行を終了した。
 この後、林道を50分かけて歩き、汗だくになって車に戻った。
(江本) 
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