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亀山クライミング
日時 :  2008年8月9日 午前8時〜午後2時
10日 午前8時〜午後1時
参加 :  9日 加藤、村上、大岡、藤井、鹿野(陽)
10日 加藤、村上、鹿野(陽)
ルート :  1. 南方デュピタン(5.7)
2. スウィートテン(5.10a)
3. ビスケット&クラッカー(5.8)〜南方見聞録(5.9)
4. 万華鏡(5.10b)
 今回の亀山クライミングでは、6月に挑戦したスウィートテン(5.10a)にリベンジするという重要な課題が残されていた。中盤のフェースでどうしても左足のスタンスに重心を置くことができず、オンサイト断念。その後、リードで核心部を抜けることができたものの、ほろ苦いデビュー戦となった…。
 
 その分、今回の亀山クライミングに賭ける意気込みは人一倍…のはずであったが、いきなり遅刻してしまい出鼻を挫かれることとなった。
 急いで亀山に登った頃には、すでに村上・大岡・藤井の3人でスウィートテン、ビスケット&クラッカー(5.8)から南方見聞録(5.9)へのクライミングを終わらせていた。
 偉大な先輩方にはほんのウォーミングアップなのかもしれない。
 さっそくスウィートテン(5.10a)に挑戦。前半スラブを難なくこなし、核心部に到着。左手の頼りないエッジ、左足のスタンスの感触を確認した後、一気にトライ。やはり左足に不安は感じるものの、思い切って右手を伸ばすとそこにはガバホールド。終わってみれば、なぜあのムーブができなかったのか不思議でしょうがない。とりあえずレッドポイント。
 亀山のルートは50を超える。登ったのはまだ2〜3ルート。先は長い…。次に挑戦するのは万華鏡(5.10b)。オンサイトを目指し開始するが、核心部となる前半が難しい。体勢を横に向けたまま左足に重心を置き、右手のポケットを取りに行くが、左手の掛かりが弱く、ポケットも遠い。オンサイトならず。次に藤井が華麗な動きで核心部を超えるが、中盤で力尽きる。成功例を見せなれて感心するばかりである。2度目の挑戦、核心部を超えた後は比較的簡単なルートが続く。ところが、4つ目のカラビナの後、右へトラバースするところを直登したところ、本来のルートに戻ることができなくなった。仕方ないため、左側テラスを登り終点に到着。その後、藤井がトップロープで挑戦し、本来のルートに修正し登頂成功。(1日目終了)
万華鏡
万華鏡核心部
 2日目、午前8時に駐車場集合。朝から日差しが強くとても暑い。昨日から他のパーティーを見ていない。夏は人気がないらしいが、村上さん言わく、「こういう時こそクライミングする人間が上達する」らしい。9時より南方デュピタン(5.7)に挑戦。スラブ状のこのルートは、レベルは低いものの支点が遠くとても怖い。
 昨日の失敗を吹き飛ばすべく、万華鏡に挑戦。核心部を超えたものの、その後上手く進めない。村上さんに交代するがレッドポイントならず。良い機会?なのでアブミの練習をする。アブミのフックをカラビナに掛けながら登るが、途中オーバーハングした部分ではアブミの使用は難しいようだ。また、ダイアゴナルの体勢をとろうとすると、どうしてもアブミは反対方向に移動するため難しい。アブミもなかなか奥が深い。その後、巧みなアブミ使いで村上さんが登頂成功。(2日目終了)
アブミ
 再び課題を残す結果となってしまったが、次回レッドポイントを期待したい。次の課題はブラックビスケット(5.10c)。先はまだまだ長い。
文・写真 : 鹿野(陽) 
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