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瀬ノ谷沢登り(錦川水系)
 
 
日 時  令和2年8月19日
天 気  晴れ
メンバー  高田・林・会員外T・I・Y
行 程  駐車地点(08:10)→霜降明の滝取り付き(08:35)→F2上部(10:00)→F11(11:10)→F14(12:00)→F18(12:40)→F22(14:00)→F22上部から下山開始(15:30)~駐車地点(17:00)
 去年も遡行した瀬の谷。去年は水量多く突破できなかった滝もあったので、高田さんをゲストにお招きして今年も遡行開始!
 後川の橋を渡り、右手に廃屋が見えたところから林道を300m程歩いて、左手の藪をわずかな踏み跡と古いテープに導かれて急斜面を降りる。途中から踏み跡も消えてかなり険しい道になるが、少し下ると霜降暗の滝にたどり着く。そこから下流に50m程あるくと霜降明の滝。一見して前回よりも水量はかなり少ない事が分かった。
林道から赤テープを頼りに霜降暗の滝へ
 霜降り明の滝は左岸をクライミング。小さめのカム、ハーケン、岩にスリングを巻いて登る。簡単ではなく緊張したクライミング。何とか抜けて立木でビレー。更に進むとすぐにF2が現れる。こちらは右岸を登ると簡単だが油断は出来ない。
 F2を登ると渓相はがらっと変わり、明るくなる。すぐに堰堤があるので、左岸をあがり林道に合流。林道を50m程あるくと沢に降りれる道があるのでここを降りる。F1とF2で時間がかかってしまうので、ショートカットをするにはここから沢に降りると良い。
霜降り明の滝
 そこからは優しい小滝・泳ぎ・ゴーロが次々に現れる。水も綺麗だ。最初の堰堤は右側にある倒木を利用して乗り越える。小滝とゴーロに少しばかり疲れると、再び堰堤が現れ、沢は二俣に。右俣にすぐにゴルジュが見えるのでテンションが上がる。F11は泳いで簡単に渡れる。滝を直登しても面白い。そのあとすぐに綺麗な淵とスラブ滝F13が現れる。簡単に巻くことが出来るが登っても面白い。
 その後また暫くゴーロを歩くと、二俣になっており左俣の堰堤の方に行く。左岸をクライミングして堰堤を越える。
堰堤も楽しく登る
 そこから再びゴルジュ帯となり、泳いで突っ張りながら登ると楽しいF14。前回は水量多く登れなかったが、今回は簡単に越えれたチョックストーンのF15。泳いでとりつくF16が待ち構えている。
今回は簡単に登れたF15
 再び沢は二俣に。右俣の奥に堰堤が見える。左俣に進み、橋の下を行く。堰堤を連続して二つ高巻く。しばらくゴーロを歩くと、再びゴルジュ帯に。F18はなかなかバランシーで難しい。右岸をへつることもできる。すぐにF19、大きなチョックストーンだ。水流に体がもっていかれそうになるが、必至に抗って登る。ザックがひっかかって邪魔になるので、ここは空身で登った。ガレた左岸を巻くこともできる。
 再び堰堤を高巻く。堰堤の上から飛び込んで再入渓。ここからはゴーロと堰堤が多くなる。二俣を右に進み、さらに4つほど堰堤を巻く。堰堤とゴーロにうんざりして水量が少なくなってきた所で、F22が待ち構えている。
堰堤から飛び込んでも楽しい
F22
 F22は高さがある。今回は2ピッチで登った。1ピッチ目は滝の中央辺りをカムとナッツを噛ませて一段登り、立木でランニングを取りながら登れるところまで登る。2ピッチ目は、水流をトラバースして左岸に行く予定であったが、岩のヌメリが気になり、そのまま右岸を登る事にした。ほぼ垂直の岸壁を、根っこと木を使って登り、ヌメリに気を付けながら乾いた岩の上をトラバース。今にも崩れそうな弱い根っこを使って一段あがり、滝の抜け口までトラバース気味に登る。なかなかシビアな登攀だった。
最後はシビアな登りを楽しめた
 後続が登ってくる間に、更に沢の上流を偵察してみる。F22を登っている時に、上流から流れてくる水がやけに茶色くなってきたからだ。少し進むと滝が二つほどある。水は泥水の様に茶色い。耳を澄ますと、キャタピラの音がする。どうやら上流で何かの工事をしているようだ。過去に瀬の谷は、F21付近の堰堤を作っている時に(平成27年ごろ完成したようだ?)は下流までかなり水が濁っていたようだが、再び綺麗な水が濁ってしまうかもしれなくて残念に思う。
F22より上流。滝はまだ続きそうだが・・・
 F22の落ち口から、右岸の斜面を登って小さな尾根に出る。ここからガレた斜面を下ると、わずかな踏み跡に出る。沢の方に歩くと、F22の取り付き付近に出ることが出来て、林道を歩いて下る。下っていると、より沢に近い方にもう一つ林道が通っているのが見えるが、そちらに行かずとも駐車地点に帰ることが出来る。
新しいトポ図。今回こそはわりと正確だと思います
(写真・林 : 文・林)
      
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