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韓国ぐるぐる舞い舞いの山旅 下関から智異山温泉
韓国を、人情に触れ、美味しい物を食べ、自然を楽しみながら、
蝶の様に、雪の様に風に吹かれて「ぐるぐる舞い舞い」のたびを楽しむ。
 
期 間 2007年 11月11日から 11月20日
 

下関→釜山→海印寺(伽耶山)→智異山温泉(華巌寺)→
霊巌(月出山)(王仁博士遺跡)→頭輪山→麗水→釜谷温泉→釜山→下関 
 
メンバー 竹内邦夫  米澤鴻一  万行 馨(元会員)佐藤弘道(元会員)
[下関から釜山〕 11月11日(日)から12日(月)
 関釜フェリー『星希』に乗船したが、船内はゴルフバックを抱えた韓国の団体客で賑わっていた、旅行会社の粋な計らいで1等の洋室4人部屋、2段ベッドで小さいながらソファーとテーブルも有り身内だけだとまた楽しい。夕食は、カムジャタン:骨付きの肉とジャガイモのスープ『星希』(韓国船)の特別メニュです、これで韓国に行くムードが出てきました。
 1等洋室4人部屋
なつかしのカムジャタン
〔釜山から海印寺、梅花山探索〕 11月12日(月)
 地下鉄、中央洞駅から西面で2号線に乗換へ沙上駅(西部バスターミナル)で下車し、駅前の食堂で遅い朝ごはんクッパクを食べる。 高霊行きの市外バスに乗る、バスは、高速道路6号線を西へ昌原ICで7号線に乗換えて大邱の手前、玄風で一度高速道を降りて、再び高速道路9号線(88オリンピック道路)で高霊バスターミナルへ到着した。 バスターミナルで市内バスに乗り、韓国横断の山旅で歩いた思い出の大伽?博物館や伽?大学の前を通って海印寺のバスターミナルへ、イチョウ並木が紅葉し綺麗だ、地元の人が木の棒を投げて実を落として集めている、食堂街にはお客がいないので、私たちを見つけ客引きのアジュマが出てくる、結局、谷の奥まった静かな場所にあるチインジュカン旅館に決めた。
[梅花山探索]
 
宿に荷物置き、売店でビールを飲んでいると、前の道を次々と登山者が降りてくる、何所からかと聞けば梅花山という、時間の許す限り登ってみることにした。 急坂を登ってゆくと西欧風の高級ホテル『海印観光ホテル』があり、なお登ると大きな登山案内板がある、40分ほど歩いて尾根に出ると、遠くに伽?山が見えた、梅花山のピークもそそり立った岩峰を見せている。 頂上まで行きたいところだが、日暮れが心配で急いで下山、夕食は鶏のコチジャン鍋でをたべた、帰りにスーパーに寄りビールと焼酎を購入し部屋で飲みなおした。
 1泊4人で3750円です
伽耶山が見えます
〔伽?山登山〕 11月13日(火)
 旅館で朝食を食べて8時に出発した、天気は快晴、参道の両側に植えられたもみじの赤が鮮やかで綺麗である。 30分歩いて海印寺山門前の登山道入口へ、頂上まで4kmの表示がある、登山道を登るとククラゴルへの道が分岐している、通路はがっちり柵で閉鎖されていた、道は林の中を登って行く静かで鳥の声も聞かれる。
9時35分マナエプル立像からの道(閉鎖中)と合流しやがて急な道を少し登ると眼前に頂上の岩峰が見えて来る。 鉄製のハシゴを登り岩峰の間を出ると風が強く冷たい。岩の間には霜柱も立っていた、 岩場に掛かった梯子を登ると10時40分午頭峰頂上(1,430,1m)に着いた、360度の大パノラマである、登山者に写真を撮ってもらい一旦頂上の岩峰を降りて尾根沿いに、七佛峰(1,433m)へ、頂上下の広場になった所でビールとサンマの缶詰・リンゴを食べる。
11時45分出発、登ってきた道を引き返す、12時30分、立像への分岐ここらあたりから登山者が多数登って来る、輪になって昼食を取っているグループも数多くある。 海印寺に参拝して旅館に戻り荷物を持って、バスターミナルで威陽行きのバスを聞くと待ち時間が約1時間ある、2階の食堂でドンドン酒とパジョン2枚を食べ軽い昼食とする。
 牛頭峰で
七佛峰への登り
〔海印寺から智異山温泉〕11月13日(火)
  海印寺から大田行きの市外バスに乗り威陽へ、光州行きの市外バスに乗換えて、南原には17時50分に着いた。 南原からタクシーに乗り智異山温泉ホテルへ、タクシーが連れて行ったのは一番奥まった高台の智異山家族ホテル、目標1部屋50000w料金交渉が成立せず、智異山温泉ホテル新館へ、料金交渉なかなか安くしない、連泊での一声で、1泊50000w2泊で100000万w(\12500)勿論4名1部屋で決定、支配人?が温泉の割引券と美味しい食堂を紹介してくれる、海鮮鍋を食べたがさすが美味い、明日の朝食を予約する。
 泊まったホテル
海鮮鍋
〔智異山・華巌寺散策〕 11月14日(水)
智異山温泉から求礼まで市内バスで、求礼で乗換え華巌寺入口の探索案内所前のバス停に着いた、立派な探索案内所であったが係りの女性も日本語は話せず要領を得なかった。 国立公園の券売所では、坊主頭を見て無料で通して戴いた、車道の横には木製の立派な歩道が有り又並木の紅葉も美しい、華巌寺の門を入る、大きな寺で建物が多くある。 大雄殿の横を通り山道を登ると九層庵を過ぎて道が途切れた、かすかな踏み跡の渓谷の川を渡って左岸ぞいの探索路へ出た、縁起庵の入口で休憩、とはいいながら立派な建物も多く教育道場のような施設も有り境内からの展望も良い、車道を下る。 バス停留所となりの広場では、韓国人の団体グループが音楽をかけ賑やかにリクレーションゲームを楽しんでいた、食堂も団体客で一杯だ、パジョンとドンドン酒を食べたら食事はと聞かれ、これが昼食と言ったらアジュマに「アイゴー」と驚かれた。 バス停には時刻表が張出してあるが、この停留所から出発する時刻のものは無く分かりにくい、 求礼バスターミナルから当地経由老姑壇へのバスもある。 市内バスに乗り、求礼で乗り換え智異山温泉に帰った、ホテルに、温泉施設は行っていないとのことで割引券4,000wを買って、高台にある5階建て円形の立派なホテル「キョンオンリゾート」へ行き温泉に入った。 昨日の食堂で、カルチチムとビール・焼酎をのみ、帰りはマートで買い物、ワインは10,000wで日本と値段は同じぐらいか?
 山門の紅葉
瓦を寄進
生の山人参を食べる
〔智異山温泉〜霊岩〕 11月15日(木)
 食堂で昨日予約しておいた朝食、ドジョウ汁を食べる、食堂の主人に自家用車で求礼まで送って頂いた、主人は話に夢中(食堂の味が良くてインターネットでも紹介されている)で振り返りながら手振り身振りでハンドルから手は離れヒヤヒヤしながら、求礼のターミナルに着いた。  求礼から光州行きの高速バスで光州バスターミナルへ、乗換えて霊岩行きに乗る。 [霊岩〜王仁博士遺蹟地・道岬寺] 市内バスで王仁博士遺蹟地へ月岳山を背景に広大な敷地に多数の建造物がある。王仁博士は日本の応神天皇に請われて、筏で日本に渡り千字文と論語を伝えたと言われる、日本に渡ったときの筏の復元品も展示されていた。 博物館を見学後、駐車場の売店でラーメン・オデンを食べて、道岬寺へ、観光バスは来ているが市内バスはない。 タクシーで月出山の登山口、天皇寺へ行く、バス停近くは民宿で、モーテルは少し離れたところに1軒ありました、オンドル部屋4名で30000w、まあ好いじゃあないかと決定。
 どじょう汁定食
王仁博士像
〔月出山登山〕 11月16日(金)
 朝、モーテルの部屋でインスタントラーメンを食べ出発する、国立公園管理事務所までは車道を登る、途中には探索路、キャンプ場がある、天皇寺は遺跡で小さな庵があるだけだ。 やがて急坂となり岩の間の階段を登ると 雲橋を渡り、垂直な崖に取り付けられたハシゴを登ると獅子峯ピークに到達する、ピークを過ぎると急な下りがあり、風の滝下山コースへの分岐点へ通天門と呼ばれる岩の間をくぐって天皇峰(804m)に着いた。 頂上は風が強く吹き寒いが、大パノラマだが、なじみが無いのでただただ素晴らしいだけ、登山者はトレーナーにスニーカー姿、韓国の若者は元気だ。 下山開始急坂を下りその後尾根沿いに下り、途中から谷へ降りる、風の滝と呼ばれる水の落ちてこない滝を見上げる、雲橋への分岐点を通り、朝登った登山道へ合流し国立管理事務所前に到着した。 モーテル新羅会館へ到着した。昼ご飯をモーテルの食堂でパジョンとドンドン酒で済ませる予定が 、パジョンの後にテンジャンチゲが出てきた、やっぱりパジョンは昼食ではないらしい、昼ご飯を食べに来ていた農家の若夫婦から柿を沢山戴いた。 市内バスは、此処まで来る便は少ないらしい、霊岩のバスターミナルまで歩くことにして、田舎道をのんびりと歩き、振り返ると月出山の岩峰が特異な姿を見せている。
垂直な階段
岩峰に架かる雲橋
月出山山頂
戴いた柿
〔霊岩〜頭輪山〕 11月16日(金)
 
霊岩から海南まで高速バスに乗り30分、海南から大興寺まで、市内バスで15分かかった、頭輪山にはケーブルカーが頂上まで登っている、我々もこんな楽な方法があるのなら今日の内に登ろう、紅葉の山はだを眼下に10分の運行で頂上に着いた。 気温は2℃で木製の階段を登ってコゲ峰(638m)の頂上に着いた、広い展望施設がある風が強く寒い、薄くかすんで済州島の漢拏山も見える。 ケーブルカーで降りると、近くに温泉入浴施設のあるホテルがあり、フロントでオンドル部屋4名を70,000wまで値下げしてくれたが、50,000wという希望に折り合わず旅館街をさがすことにした。 最初のモーテルは2名1室で30,000wということでダメ。数軒隣りの山荘モーテルでオンドル部屋1部屋4名3,000wで交渉成立。 食堂街で山菜ビビンバを食べて帰るとバス1台分のご婦人の団体客が食事中で、それは壮観だった。
ケーブルカーで登った頭輪山
オンドル部屋3万wのモーテル
〔大興寺散策〕 11月17日(土)
 朝、料金所を通る、主頭を見て合唱して通ってくださいと言われた、探索路を林の中の川に沿って歩く、紅葉が綺麗で吊り橋等もある。 大雄殿等の建物を通り過ぎ急な山道を登る、一枝庵へ出た、黒い服装の女性がどうぞと茶室へ案内してくれた、茶室は2畳程度、くぐりは低く背をかがめて入る、茶室にもオンドルが入っており暖かかった。 日本の煎茶と同じ作法でお茶をご馳走になる、鹿児島の陶芸家沈壽官氏が此処を訪れて茶室の鴨居におでこぶつけられました、と話しておられました。 何も知らない山登りの格好をした我々に良くぞ親切にして頂きました、ついでに登山者にこの人達を頭輪山の頂上が見える所まで案内するようにお願いして頂きました、皆さんカムサハムニダ。 降りは車道コースを通ってモーテルへ帰着し、荷物を取り、広場の食堂街で食事場所を捜すが、この時間にはあまりお客は、いないようだ。ドアの開いていた食堂に入り、チュオタン(ドジョウ汁)を食べる、ドジョウ汁は泥鰌のすり身が多く入っていて美味しかった、市内バスで海南バスターミナルへ。 海南から高速バスで麗水へ、庚津から高速道路に入り長興、宝城、筏橋、筏橋は港町で車窓から、海産物の店が多く並んでいるのが見える。店先の水槽には赤貝・太刀魚・カキ等沢山の魚貝類が活かされている順天に着き、ここで麗水行きのバスに乗り換える。 麗水市外バスターミナル近くのタワーモーテルへ荷物を置き、空身で市街に出掛ける、港近くの屋台(ポジャンマチャ:幌馬車)で、刺身(赤貝・貝柱・牡蠣)焼き魚等を食べ、その後うどん屋へ入り、カルククスを食べ、タクシーでモーテルに帰った。
 一枝庵
お手前
庵主
庵主推薦の眺望
麗水の屋台
赤貝の刺身
〔麗水〜釜谷温泉〕 11月18日(日) 
 タワーモーテル発 市街地を歩く、車の通行が多く西風強く寒い、突山大橋着、麗水旧港の魚市場を通り、鎮南館へ、李舜臣将軍、亀甲船にまつわる品が展示してある、高台であり展望もすばらしい、タクシーに乗りモーテルへ帰る。 麗水発、馬山行きの高速バスに乗った、高速道路を走りトイレ休憩をしながら馬山市外ターミナルへ、馬山で市外バスに乗り、今走ってきた高速道を少し帰り、内西ジャンクションから、大邱方面へ北上、麗山で高速を降り釜谷温泉へ着いた。 釜谷ハワイはホテル、温泉、遊園地等の施設が多いリゾートで、遊園地の入口にホテルの予約センターがある、オンドル部屋で17万wを10万wに値切った、ホテル内施設の利用が、オールパスと言う事で格安である。 部屋に入り大浴場へ行く途中50mプールは日曜日でもあり、遊んでいる人が多数いた、ホールの中央ではロシア人らしき女性のサーカスのショーが行われていた、浴場は広く種々の浴場があり満足、満足、食事は館内の食堂でプルコギを食べた。
鎮南館
ホテル玄関付近
オンドル部屋
〔釜谷〜釜山〕 11月19日(月)
  大浴場の入浴は開始と同時に朝風呂に入浴、その後バスターミナルに行きゆで卵を食べ釜山行きの高速バスに乗車した。 霊山ICから高速道に入り、昌原JCを通って釜山西部バスターミナルに到着、地下鉄で中央洞まで行き、国際ターミナルへ。 2階出発ロビーの売店のアジュマがまた来たのね、荷物はここに置いてもいいよ、あとでお土産買ってね、金化守さん夫妻と会い、南浦洞の元祖ソウルサムゲタンの店でサムゲタンをご馳走して頂いた、その後、金化守さん夫妻と別れ農協のマートで買い物をし、国際ターミナルに帰る。 出発時になると沢山の団体客が集まってきた、九州への3泊5日(福岡・別府・阿蘇等)旅行とのこと約5万円也、金化守さん夫妻の見送りを受けて日本船「はまゆう」の1等船室に入る。
金化守さんご夫妻と
関釜フェリーはまゆう
〔釜山〜下関〕 11月19日(月)〜11月20日(火)
  8:00 下関港着 下船 下関入管では今日から日本への入国が厳しくなり、外国人の入国指紋押捺、写真撮影が行われていた。
<米澤 記>
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