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雷山・井原山のツツジの蕾
 2007年4月26日   参加者 29名
 福岡・佐賀県境の井原山へ
 ミツバツツジの群生を見に行ったが 時期が早すぎて 蕾だけで終わった。
 でも好天の下、老々?男女は 往復18kmのコースをケガも無く歩き通した。
 宇部山岳会には 60歳を越えた会員対象に仲好しグループ「六○会」が存在する。
 年齢に応じた 山行を助け合うことも目的の一つである。
 春と秋に遠出の山行をする。
 この春は(GWの混雑を避けてその前に)井原山のミツバツツジ群生を見に行くことを計画したところ六○会員と市民沢山の参加者があり、急遽バスハイクとなる。
 8時50分
 雷山登山口で入念なストレッチ運動をし 体の準備をする。
 ほとんどが60歳以上で 平均は65歳をはるかに超える団体である。
 表には出さずとも色んなことに対処出来るよう、準備はしている。
 シャガや踊り子草が咲いている集落を抜けると、植林の中 沢沿いに緩やかに登っていく。
 先は長い のでスローペースを保つ。
 話題は体調管理や膝痛対策が多い。
 1ピッチで清賀の滝に到着。
 まずまずのペースだ。衣服調節や水分補給をする。
清賀の滝で休憩
 ここから急坂もあり、やや列が乱れる。
 トランシーバーで連絡を取り合い分断を防ぐ。
 2ピッチ目は上宮、最後尾も時間をおかず到着。
 カロリー補給で長いコースに備える。
 植林帯が終わり 自然林になると新緑が目につく。
 急坂が連続し列が間延びし始めた。
 ここのブナはあまり大きくない。
 地上すぐで沢山の枝張りをしているのは、大木が無いので競争して上に伸びる必要がないのだろうか。
 雷山頂上到着は11時前。大人数だとどうしてもコースタイムを超過してしまう。
雷山山頂
 好天だが遠望はあまりきかない。
 天山あたりまでは見えるが 雲仙普賢岳は黄沙や春霞の彼方である。
 それはさておいて 最大の関心事・・井原山のツツジは?・・赤くない。顔がこわばる。
 この方々は 「満開のツツジのトンネル」を信じて参加した筈なのに。
 企画した者として大いに責任を 感じる。
 ここで止めるわけにはいかない。進むのみ。
 きれいな雑木林の道とさわやかな風が 気持ちを安らげてくれる。
 参加者は「山の花の時期は予測が難しいですよね」と慰めてくれる。
 縦走路は所々展望が良いところがあり、道もよく踏まれていいコースだ。
 ウエークデイなのに数組の 団体とすれ違う。
 同じ思いでこの山を訪ねたであろうと考えれば親近感もわく。
  縦走路は快適
 12時10分
 井原山頂上着。
 展望良好、しかし花は無い。
 さわやかな微風の中 思い〃に弁当を 楽しむ。
 新鮮な自家製イチゴの差し入れなども頂く。
 12時50分
 お腹が満足し 帰路につく。
 この好天でツツジが慌てて咲き始めることを 期待したが、これは無理であった。
まだまだツツジは蕾のまま
 15時半 雷山神社下のバスに帰り着き、18時40分宇部帰着。    
写真と文 : 斉藤  
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