狐ガ峰〜魚切山〜黒河内山周回コース

2007年1月14日

斉藤 他 5名

 雪が降らねえ!。里山にでも行くか!!
 
 山口市の山と言えば東鳳翩山に人気あるが 市の南にも隠れた登りがいのある山が連なっている。
我々グループは 大きい山行の前にトレーニングとしてこの三山を歩荷している。
 ガイドブック的にこの山を紹介します。

 山口市の平野から南に向かい、山口リハビリ病院の南の堂紺に駐車させてもらう。中国自動車道の下や臨海院の近くに数台の駐車は可能。

ルート図

9時20分 穏やかな田園風景の中、先ずは伽藍山を目指し西へ進む。集落を過ぎると堤が在り、右に細い道が続く。中電のNo116への指標があるので間違うことはない。 溝のような道を我慢すると、すぐに中電巡視路は右に上がる。伐採地の中 山道らしくなり、南天が沢山植えられている。

 階段の急坂となるが、すぐに中電鉄塔No116に達する。展望は開け魚切山が親しい。

中電巡視路を歩く 魚切山

  尚も急坂が続き No117あたりは道が複雑になるが、踏み跡は明確で心配ない。10時40分明るい鞍部に出る。No118の鉄塔下で すぐ北側は伽藍山だ。ここは展望皆無とのことでカット。この鞍部からは西の展望が開ける。
 
 ここから南に自然林の中を登ると30分で狐ガ峰355mに達する。山口市方面が良く見える。今日は天気が良いので東鳳翩山は至近距離である。莇が岳あたりまで見渡せる。

東鳳翩山方面

     (写真 )

 ここから南東方向に明るい尾根を下ると、陶峠に至る。幕末の要人が歩いた道とのこと。
 これで一日の山行を終えるのは勿体ない。東に20分登ると 魚切山373mに達する。11時40分で昼食時間にドンピシャだ。
 南に陶ガ岳〜火の山〜亀山連峰が一体になり、富士山のように見える。これは必見ですぞ。

秋穂富士? 山口市展望

 又 その手前には中国道、R2号、山陽本線、新幹線と交通の要衝らしく、ひっきりなしに車両が通過して行く。正に西日本の大動脈である。

 この日は暖かく長居をしてしまい12時35分やっと腰をあげる。尚も東に進み(緩やかな下り)、鞍部から薄暗い沢を登り返し(春先には椿の花が期待できる)、385mPのすぐ南の鞍部に上がる。再度コンパスを東に設定し、緩やかに登ると黒河内山424mに達する(13時15分)。

黒河内山山頂

 南面の展望が開けるが、先程の秋穂富士は 形がすこし崩れる。でも冬の陽だまりハイクには好いところだ。この周辺の登山道は 地元のKiさんやKaさんが整備されたそうで有難うございます。
 
 ここでコンパスを北にセットし、急坂に突入。赤いテープがあちこち別方向ににあるが、あまり問題にしなくてもよい。急坂を避けての迂回路らしく いずれは合流する。

黒河内山北面の下り

  標高150mあたりまで下ると傾斜は緩やかになり、古い沢沿いの道になり その先に可愛い石の鳥居があり 人家も現れてくる。中国道の「山口27」の手前で左折し、中国道沿いに進むと出発地に帰り着く(14時45分)。正味4時間、休憩込みで5時間半のコースタイムだろう。

 里山とは言え、歩きごたえと展望に恵まれ、お勧めコースです。陶峠の南に動物愛護センターがあり、ここからの登山者が多いようです。
 

 
 

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