雪瀑谷(ゆきだるたに)

参加・塚本・三浦あ&ひ・兼安(UK局)林(そま道)

計画は屋久島でしたが、天候が良くないと判断し急遽変更しました。報告の原稿は林さんに頂きました。

 3日21:00玖珂――――4日1:30土居テント
4日7:55諏訪神社・・・8:25入渓(H460m)・・・9:05二俣(右)・・・9:25滝(10m)・・・9:50滝(15m)・・・10:10滝(20m)・・・10:25滝(20m)・・・11:50滝(8m)・・・12:00〜30二俣昼食(左)・・・13:10ゴルジュ帯・・・13:30斜滝(15m)・・・14:15二俣(左)・・・14:20二条滝(15m)・・・14:50直爆(30m)・・・15:15二俣(右)・・・15:20伏流・・・15:40林道跡・・・16:30?テント(H1230m)
5日7:20出発・・・7:30滝(10m)・・・滝(10m)・・・滝(トユ30m)・・・滝(8m)・・・8:00二俣(左)・・・滝(8m、20m)・・・二俣(右)・・・二俣(左)・・・11:00大岸壁・・・11:20稜線(H1920m)・・・11:50登山道・・・12:15〜12:45石鎚山頂昼食・・・14:35成就社・・・15:00ロープウェー乗場


屋久島の鯛の川へと胸を躍らせて家を出る、徳山まで1時間走った所で三浦さんから電話。エッ、四国?!屋久島は雨とのことでUターンして玖珂ICを21時発。しまなみを走り深夜1時過ぎに土居の林道でテント泊。翌4日、諏訪神社に駐車して林道終点まで歩き入渓する。エメラルドグリーンの水と碧がかった岩が美しい。

(水が綺麗みどりが綺麗) (左岸の高巻き)

 始めから腰までの水だが思ったほど冷たくない。大岩を次々と乗り越え、最初の8m滝は用心して左岸を巻き、6m、5mの滝はシャワークライミング。40分で二俣を右へ、左は初芽成谷で狭いゴルジュが見える。立派な釜を持つ10m直爆を左岸から高巻き。続いて少し細い20mの滝2本を右岸から巻く。二俣の下で昼食後左俣に入ると大きなゴルジュ帯となる。巨岩と小滝の連続を各自好きなルートから登る。

(滝の直登) (巾広30m滝)

幅の広い15m滑滝では若手2人にザイルを張ってもらい微妙な滑登りを楽しむ。苔むした神秘的な雰囲気の15m二条の滝は左岸をCLトップで巻く。しばらく行くと樹林が大きく開け30m直爆が轟々と落ちている。
美しい・・・しばし見とれ右岸を巻く。やがて広い河原の伏流となり崩れた林道跡地に出る。何年前のものか、コンクリートも厚い鉄板も壊れて河原の石に埋まっている。16時過ぎ標高1230mの地点で僅かな砂地にテントを張る。

(乾杯)

宵闇迫る沢の中で焚き火を囲んでの宴会は最高。

(焚き火)

ずぶ濡れの衣服を乾かしながら盛り上がる。今日はざっと数えて5m以上の滝が22個あり3分の2は登れた。
 5日は雨。ガスの中、合羽を着ても冷たく自然と巻きが多くなる。斜面にはミソガワソウの大群落が紫の花盛り、トリカブトやシラヒゲソウも咲いている。二俣を左へ入り200mの滑を気持ち良く歩く。

(200m滑)

20m滝の左岸高巻きは岩が脆く一足毎にバラバラと落ちる。一旦上がって細い尾根をトラバース、再び沢に降りるまで1時間を要した。次第に水量が減って傾斜が急になり、11時、幅数十mの大岸壁にぶつかる。生い茂る石楠花やツツジの根に掴まり木登り、薮登りで目標の1920ピークに出た。

(ピ−クです)

バンザ〜イと皆で握手!笹原を下り刈り払われた登山道を石鎚山頂へ。
 やはり山が大きいと谷の規模も違う。水量が多ければもっと迫力があるだろう。二日目の高巻きが結構大変だったけどそれが一番面白かった。四国は魅力に満ちた山や沢が多いことを再認識した。  
               記(林)
林さん原稿有難うございました。

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