大山・野田ケ山

2005年2/3(木)〜2/4(金)

参加・・・三浦昇・章

2/2 23:30宇部発〜R9〜萩〜2/3 7:25 香取 8:00発〜11:30
林道奥〜12:30 岩伏分れ〜15:10テントサイト

2/4 8:00出発〜10:00大休峠〜11:40野田ケ山〜13:40トレースに戻る〜14:30岩
伏分〜17:00香取

 今冬最強の寒気団が1/31から日本列島にやって来て各地で大雪となっている。
この豪雪の中あえて大山に入る。R-9号の雪を考えて徳佐は避けて萩を経由して行く。まだまだ雪は降り続き道路にも積雪がある。はたして大山まで行けるかどうかも心配である。
 今回の計画は香取から大休峠を経て甲ケ山から鶯橋に馬蹄形のコースである。 雪が降り続く中香取に到着する。ワカンを着けて林道を歩き出す。

この林道が長く3km以上最深部のターン地まで進む。

川床からの岩伏分に向かって樹林の中を進み、雪に埋もれた標柱を掘り出し現在地を確認する。
大休峠に向かう割合緩い傾斜のコースだが難しい。腰から胸までの雪を掻き分けながらラッセルする。泳ぐ様にして方向を何回も何回も修正しながらコンパスを大休峠にセットした方向に小さなコブを何回も越したり降りたり。雪の降る中ワンデリングもする。現在地がはっきりつかめない。野田ケ山の北東の谷と仮説した所も定かではない。

 あまりウロウロ無駄なエネルギーを消耗するより、行動をやめ明日の天候の回復を待った方が良いと判断し小高い所にテントをはる。タップリある雪の中多の食料・燃料・酒。。。楽しい夕食・・携帯で会に大体の場所を報告しておく。

2/4翌朝・寝すぎてしまう 8:00の出発。雪は降っていない、正面に甲ケ山が見える。これで大体の位置が判った。

またまた深いラッセルが始まる。赤いテープを発見ラインが間違え無いことがわかる。なんとなく天気の回復を感じてくる。大休峠への登り。
やっと大休峠につきました。小屋の入り口は埋まって入れず。
ここで考え今回は甲はやめて野田ケ山に変更する。

急に天候が回復してくる。野田ケ山に向かいがんばる。もう少しで頂上です。


頂上直下、あと50m。

ようやく頂上に立つ。頂上より眺める。
甲ヶ山と矢筈ヶ山。


野田ヶ山より北の尾根に向かい、しばらくしてトレースのある谷へ向かって北斜面を降りる。
積雪でないと踏み込めないエリアである。
ブナの巨木が存在感を示している。
このあと、谷につけたトレースは、陽に当たって落ちた雪に隠され消えていた。そのため500mほど下りすぎ、登り返し。
左岸の尾根に上がってトレースを発見し、本当に助かった、帰れる!!!
トレースに従って順調に下り、香取の雪原に辿り着く。
 今回は、悪条件の中どれほどの行動がとれるかがテーマであったが改めて大山の奥深さを思い知らされた。

ちなみに2人は兄弟である。

記:三浦 章

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