石鎚山北壁:トイルート 2004年10月15日(金)〜17日(日)

メンバー 高田、塚本、藤崎、村田俊(以上4名登攀。宇部山岳会)、
       他4名(ハイキング)


10月15日夜
21:00 宇部 → 山陽自動車道 山口南IC → しまなみ海道 → 2:00 松山自動車道 川内IC → R494 黒森峠 → 松山自動車道 川内IC → 松山IC → 4:30 R33 道の駅みかわ

予定より1時間程遅れて出発。山陽自動車道、しまなみ海道を経て、松山自動車道 川内ICで高速を下りる。コンビニで軽く一杯用の発泡酒を調達し、R494で、石鎚スカイラインに向かう。途中、全面通行止めの看板があったが「聞いてないよ。」と、無視して進む。しかし、本当に全面通行止めとなっていたため、あえなく引き返し、再度高速を利用し、松山ICまで行きR33で石鎚スカイラインに向かうがガソリンが心細くなり、また時間もかかりすぎたので、道の駅みかわでテントを張り、途中購入した発泡酒を飲みもせず5時前から6時半頃まで仮眠をとる。

天狗岳山頂にて

                             

7:40 道の駅みかわ → 8:30 石鎚山土小屋駐車場 9:00 → 11:15 三の鎖小屋 → 11:30 トイルート取付 → 13:30 天狗岳 14:00 → 15:30 土小屋駐車場 16:00 → 16:30 スカイラインゲート駐車場

朝食をなんとなく済ませ、給油をして7時時40分頃出発、8時半頃に土小屋駐車場着。当初、二の鎖付近まで、テントを持ち上げる予定であったが、仕事の都合等で早く帰らなければならなくなったので、必要な物品のみで9時頃登攀隊、縦走隊それぞれ土小屋駐車場を出発。登攀隊は10時半頃、三の鎖小屋に到着。ここで身支度を整える。小屋の下を通り、取り付きに向かう。

取り付きまでは、15分ほど踏み跡をたどるが不安定な所なので、他のメンバーに比べ技術的に劣る私にとっては、ここが核心であった。最初の予定では、ダイレクトルートを登るつもりであったが、先客がいたので、手前のトイルートに変更する(石鎚北壁入門ルートとのことなので私は正直ほっとした)。登攀は、9mmの45mのダブルで、リーダーの高田(リード)は村田と最初に登り、藤崎と塚本がつるべで登ることに。

1P:少しいやらしい草付を、やや右方向に5mほど登り、その後左上すると古いハーケンが現れてくる。ザイルを7〜8m残したところにある松の木の右上あたりで切る。2P: 1〜2mトラバースしてから、ここからあぶみを駆使して直上し、大カンテの基部へ。3P:大カンテ右の凹部をあぶみで 直上する。最後のガバをとり一度登りきるが、フィフィの回収ができずに再びガバにぶら下がり、あぶみを回収する。(私は、2P、3Pはほとんどあぶみで登ったが、2Pをリードした塚本は、途中からあぶみを使用したとのこと。)

                                     3Pの凹角をフォローする塚本

この日は、行動開始も遅くなり、トイルートだけの登攀となり、多少もったいない気がしたが、寝不足で、早く一杯やりたかったので足早に車まで戻り、スカイライン入り口ゲートの駐車場まで下り、おいしい“キムさん鍋”を食べながら大宴会。

10月17日8:00 駐車場発 → 10:00 道後温泉 元湯 11:00 → しまなみ海道 → 16:30 宇部

6時ごろ起床し、ゆっくり朝食をすませ、帰路に着く。途中、道後温泉 元湯に入る。帰りのしまなみ海道では、本職のバスガイドさんにガイドをしてもらいながら無事帰宅した。

(記:村田俊)

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