平成16年2月14日 十方山大谷左俣  M、Ts、Y

 早朝4時半に宇部を出発。今日は暖かいが、それでも吉和は雪景色。身支度を整え7:40に入渓。雪はがさがさである。右岸、左岸と沢を渡り、急斜面は土壁、雪にアックス、アイゼンがよくきまる。雪の下が空洞になっているところもあり、沢に落ちないように気をつける。

 「第一金庫岩」にて左俣に入る。大滝が出てきた。15m以上はある、立派な垂直滝。しばらく見とれる。夏場も直登は無理だろう。左岸の斜面を巻く。F2は数段になっている。これもなかなか見ごたえある。高低差は結構あるが、傾斜が少し緩いので、水に入っていけば登れそうである。今日はどうしよう、両岸とも崖でへつれない。傍の右岸の小尾根も岩稜になっている。ここをロープを出して上がれば面白そうだが、面倒くさいので、結局沢から離れることになるが右岸側を大きく高巻いた。

 一旦斜面を下るも、沢もしょぼくなったので左岸の尾根を上がることにする。交代でラッセルして稜線に上がり、標高も1,000mを越えていた。快適な雪の尾根を上がる。頂上への稜線は真っ白な広い雪面歩き。11:30前に頂上。今日は各地で春一番が吹き荒れ、頂上も相当な風。ミゾレが顔をたたきつける。記念撮影をしてさっさと下山した。

 当然雪の状態によるでしょうが、丁寧に行けばさほど困難なところも無く、トレーニングルートにはいい、と感じました。

記:Y

 

 

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