平成15年10月4日 長門峡切窓西壁 赤い屋根ノーマルルート  M,H(会外)

 前夜駐車場でテント泊。6:10起床で切窓へ行く。ますは対岸から蜂の巣があるか確認する。取り付きまで15分歩く。昨年有志2名が誰も登らなくなったこの岩場の整備をし、「赤い屋根ルート」が復元した。

 1P、顕著な凹角のフレークとクラックを15m直上、フレンズ、エイリアン、キャメロットをセットしながら登る。苔もあるが、今回はよく乾いていて問題ない。

 上部でC/Sにスリングをセットし、凹角の右側へ寄る。ルートファインディングが難しく、思い切って上がらないと見つからない。これを越えると傾斜が緩くなり、確保点へ。2Pはジェードルの垂壁、本来はリングボルトが1本打ってあったが、錆びてなくなってしまった。クラックが1本走っているので必要はない。今回は下部にヘキセンをセット、上部でキャメロットを2セットする。クラックは上部へ続くが、ルートは左のバンドへハーケンに導かれて進む。

 広い「居眠りバンド」から人工となる。A1から上部で1mの張り出しをA2で越える。この屋根にはクラックが走り、ハーケンが3連打されている。快適に登り、最終ピッチへ。「二人テラス」というらしい。少し左へトラバースし、A1で登る。直上し、終了点へ。

 下降は同ルートを懸垂下降で2P.1回目は空中懸垂となるので8環は本がけ、手袋使用。登攀時間は2時間で今回は手際よく出来た。

 

 

 

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