山行報告(十種ヶ峰)

平成15年4月19日

三浦章、比呂子、村岡、能登、吉田

  今回も「中国百名山」の調査登山が主旨。神角コースは私は登ったことがなかったので、参加する。雨の中を早朝5時に車2台で出発、1台を福谷池側にもう一台を神角コースに置いておく。ちなみに福谷池に向かう道は、私が10何年前に行ったときは荒れていたが、今は立派な林道になっている。

 神角コースから登り始める。登山口に看板があってわかりやすい。最初は樹林帯の登りで単調だが、道は踏まれており、分岐には看板も出ているので、迷うことはない。しばらくすると笹の稜線に出る。以前このコースは大ヤブでこのササコギには大変難渋していたらしいが、最近地元の方によって手入れされ、大変歩きやすいコースとなっている。今日はあいにくの天気だが、好天時には展望がいいだろう。

 野外センターからの道と合流し、一登りして頂上へ。この日は雨風が強く、さっさと下山を始める。福谷池へは頂上から笹の痩せ尾根を下る。三浦によると、積雪の多いときは、頂上直下のこの尾根は、ちょっぴりだが雪屁もできてアルペン的とのこと。是非積雪期に登ってみたいものだ。樹林帯までは急坂で、駆けるように下る。林道と合流して後は単調に下るだけ。終わり頃に作業小屋があり、コーヒーを飲んで一服する。この小屋は機械油くさいのが残念だが。福谷池は深く、「池」というよりも「沼」という感じ。一人だとちょっと薄気味悪い。天気の良い日は水面に十種ヶ峰が映えて、趣がある。神角〜福谷池間は歩くとかなりの距離があるので、それぞれに車を置くことを勧める。

 十種ヶ峰登山を楽しむには、単調な野外センターコースでなく、やはりこの両コースであろう。他にも三浦によると積雪期にルンゼをダイレクトに頂上へ直登するのも面白いようだ。次の積雪シーズンに挑戦しよう。

 ところでこの日村岡はいつになく機嫌が良く、「おか〜をこ〜え〜ゆこーよー♪♪」と口笛を吹きつつ歩いていた。

記:吉田



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