平成１５年７月６日　　沢登り講習会実践編（犬戻峡）　　一般参加者２１名、宇部山岳会会員１０名

　先週行われた沢登り講習会（机上講習）の実践編である。折からの雨で天候が心配されたが、なんとか朝方はもちそうである。朝９時までに参加者は寂地峡駐車場に集合。沢登り初体験の方も多いようであるが、それぞれヘルメット、沢靴を持参。今日の行程は、駐車場から林道を歩き、滝などの核心部はカットして、３段の大滝を過ぎてから入渓し、行けるところまで行くものである。

　９時過ぎにスタート。途中１名の方が体調を崩されて引き返されたが、他の方は、大滝を越えて遊歩道から入渓する。水量は通常より少し多いが、本日は３段滝より上部は特に問題ない。さすがに山慣れておられる方ばかりで、すいすい沢を越えていかれた。この沢の上部のほうは、困難な個所はないので、コンディションもよく、しっかりしたリーダーがおられれば初体験の方も楽しめるだろう。

　林道終点、明善沢との二俣の橋で林道に上がり昼食とする。今日はうどんをつくる。沢で冷えた体にはありがたい。残念ながら昼食途中に土砂降りになってきて、午後にもう少し沢を歩いて登山道との合流まで行くつもりであったが、中止し、林道を引き返すこととした。

　駐車場に全員戻り散会。特段トラブルもなく、初めて沢登りをされた方も、短い時間ながら、雰囲気を味わえられたのではないでしょうか。

　２回目、７月２６日（土）に中級として三段峡本流（ライフジャケット着用）を予定。

記：吉田