9.山口県山岳連盟冬山登山大会
 5 団体50名もの参加者があり、昨年(寂地山・冠山)以上の盛況な会となった。
25日の午前8時に入山したAコース隊(宇部4名・出光徳山1名)と午前7時30分に入山したBコース隊(山口4名、宇部5名)は、素晴らしい天候と山岳展望を楽しみながら、深い雪のラッセルを堪能した。Bコース隊が午後2時頃、Aコース隊は午後3時30分ごろに安蔵寺山山頂に到着。山頂に大型テントを張り、A、B全員(14名)で大懇親会を行った。午後9時頃までしっかり飲んで騒いだ。
 26日の午前中、A・B隊は他の隊が到着するまでに山岳講習会を終了した。ビーコンやゾンデの使用、埋没体験、雪洞堀などを実習した。講師は坂口さん(出光徳山)と西村亘さん(宇部)。B隊(宇部)のリーダー三浦章さんは勤務の都合で、午前中に下山した。
 Cコース隊(宇部8名と犬2匹)は25日の午後9時に裏匹見峡の駐車場に到着し、テント泊。山頂のA・B隊の盛り上がった様子が携帯電話で伝わっていたので、負けじと飲み、午前0時まで懇親を深めた。26日は三葛の登山口(伊源谷林道入り口)まで車で移動し、午前6時45分より登山開始。深い雪と急坂のラッセルに苦しみながら進んだ。大岡の愛犬、コロとナナも頑張る。午前10時頃、山頂に到着。D隊の到着を待つ。
 Dコース隊(下関5名、山口12名、山歩1名、宇部7名)のうち、下関と宇部のメンバーは前日より登山口(ゴキの郷)でテント泊し、懇親会で大いに盛り上がった。26日の午前8時には山口12名が到着し、全員で開会式を行い、出発した。しっかりしたトレースがすでに着いていたためにラッセルが無く、残念がる者もあれば、喜ぶ者もあった。午前11時ごろ、全員が山頂に到着した。この頃より、降雪がやや強くなってきた。
 山頂ではC・D隊を中心に講習会(ビーコン、埋没体験、ゾンデ、雪洞体験)を1時間ほど行い、閉会式に移った。閉会式では副会長の相良さん(山口)が挨拶をされ、国体天皇杯の功労で当岳連が日本山岳協会から表彰されたことや、今後も登山大会などを通じて岳連が結束と発展をめざす方針であること等を述べられた。また、岳連事務局次長の大岡から、以下の連絡があった。
1. 来年度も沢登り講習会、冬山登山大会などを予定している。
2. 陶ヶ岳登山道整備を所有者の松永さんから依頼されたので、岳連として積極的に取り組む予定であるので、御協力願いたい。
3. 来年度の冬山登山大会の事務局(企画・運営)は下関山岳会にお願いしたい。
4. 迅速性と経費の面から、団体間の連絡に電子メールを利用したいので、各団体で電子メールの担当者とアドレスを岳連事務局(凡喫茶)にFAXして欲しい。
また、下関山岳会から、岳連連絡はできるだけ早めにして欲しいとの要望があった。
 山頂で参加者全員の記念写真を撮り、午後12時30分、各隊は下山を始めた。本会は無事終了した。

 以上   記 村上



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