22.霧立越〜向霧立越縦走(2002/10/29〜10/30)
  三浦章、比呂子

10月28日 宇部18:00〜椎葉23:30
1029日  扇山登山口6:00〜扇山7:00〜白水山8:15〜白岩山9:25〜向坂山10:00〜
       三方山12:30〜椎矢峠13:30〜高岳14:00〜
国見岳16:35〜1678P南
       17:30

10月30日   1678P 7:00〜五勇山7:25〜烏帽子岳8:10〜椎葉峠9:31〜松木11:00〜扇山登山口12:20〜           宇部19:00


9月、10月と岩登りに専念し、それなりに充実していた。そろそろ冬山の前準備で歩きの山中泊山行もしたくなった。会の秋山合宿には参加しなかったが、高田、村田俊が霧立越を縦走し、椎矢峠から高岳〜国見峠が他の情報によるとヤブで通れないとのことだったが、実際に歩いてみるといい道であったと報告された。この報告を聞いて今回の縦走を行うこととした。
スタートは扇山へ新松木登山口からとする。前夜は松木の集落の駐車スペースにテントを張る。
朝4:30に起床し林道を歩き始めるが、新松木登山口までの林道を歩いて進むには時間がかかるので、一度車に戻り、車で登山口に向かう。まずは小屋までの急登をのぼり,ザックを置いて扇山までピストンする。気圧配置が冬型となり、霜柱が立っている。北西の風が冷たい。
霧立越への縦走となる。アップ、ダウンが少なく、落ち葉の上を歩くのが気持ちいい。霧立越の昔の名残を思わすかのように白水山は別名「馬つなぎ場」と称されていた。白岩山は石灰岩の岩峰が南面におちていた。
白岩山と白岩峠の間で行橋市の男性6人パーティーとすれ違う。平日なので誰にも出会わないと思っていたが、五ヶ瀬スキー場の方からだと扇山までの往復は手ごろである。
しばらくすると今度は単独の男性とすれ違う。
前方の向坂山頂上付近は樹氷で真っ白になっていてきれいである。落ち葉も凍っており、歩くとざくざくと音を立てる。
歩き始めて4時間で向坂山に到着する。向坂山から三方山まではガイドブックにもなく、地形図上に点線もないが、昨秋歩いた際に熊笹を切り開いた新道があることを知った。少し歩きにくいが問題はない。ジョギングシューズなので踏み抜かないように気をつける。
三方山で昼食、椎矢峠に出る。昨年はこの林道を杉ノ木登山口まで下って国見岳に登り返した。高田パーティーの報告どおり椎矢峠のがけの弱点を少し登ればテーピングがあり、熊笹の中、なんとなく高い方へ進めばいやでも高岳へ500mほどで到着する。高岳からは歩きやすい登山道となっていて、この山行の中でもっともきれいなブナ林が国見岳まで続く。高岳〜国見岳の間がガイドなどで紹介されないのが不思議である。
国見岳の水場は涸れておらず、水を補給する。国見岳付近には雪があった。1678ピークの南500m地点のなだらかな稜線には落ち葉がいっぱいである。この落ち葉の上にテントを張る。ビールがうまい・・・
翌日は7時に出発。五勇山からは烏帽子岳へ進み、椎葉峠に出る。ここは椎葉林道が五家荘へ走っている。林道を延々と歩いて下る。途中椎葉森林組合のトラックに乗せてもらい、尾手納へと下ってまた他の車に松木まで乗せてもらう。
この縦走では下界への移動が難点となる。
以   上 


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