16.八ヶ岳アイスクライミング山行
   とき:     平成14年12月20日〜25日
  メンバー:   大岡、村田(俊)、村田(務)、坂口(出光石油登山部)

感想:
  12月20日20時30分村田務、村田俊宏、大岡一史、宇部出発。21時20分徳山東インター出口で坂口さんと合流、坂口邸に車を置き、坂口さんの車で一路八ヶ岳に向け出発。
  12月21日6時、美濃戸口に到着。装備を整え6時20分歩き始める、気温はマイナス5度 でもこの時期にしては暖かい。7時20分美濃戸山荘到着 一本立てる。ここで南沢に入るか 北沢に入るか話し合う。横岳西壁三叉峰ルンゼ一本でアタックする事を決め南沢に入る事をにする。7時40分美濃戸山荘を後にし歩き始める。この頃から雪が降り始める。
  11時40分行者小屋到着。村田務が少しバテ気味。 連日のハードな仕事が響いていると感じる。テントを設営し、 テントの中へ全員もぐり込む。昼食を取りながら今後の予定を話す。外はドカ雪に変わる。
  12時30分雪が降りしきる中、 三叉峰ルンゼ取り付きを探しに中山尾根を越え、それらしい沢に入る。ラッセルの連続 だがどうも違うようだと引き返す。今度はまだ下り別の沢に入る。 トレースが微かに残りそれらしい沢になる。14時50分になるがまだ取り付き点らしい所が見つからない。 15時30分になって見つからなければ撤退を決める。ここから一人で沢を詰めていく。沢の幅は狭くなり右岸の雪が2回雪崩れて来たが足元で止まる。15時20分二股の取り付き点らしい所を見つける。 するとそこには人がいた。ルートを尋ねるとここですと答えをもらう。一安心。でもルートを見ると傾斜が急で幅も狭く雪もベッタリ付いていた。取り付き点確認終了、テントへ帰る。
  16時50分テントに到着 テントは半分埋っていた。、掘り出して中にもぐり込む。楽しい夕食の時間だ。日本酒を傾けながら村田務さん手製のトン汁を美味しくいただく。外は牡丹雪が降り続く、この状態では翌日ルンゼに入るのは危険だ。皆で話し合い翌日の計画の変更を決める。翌日はテント撤収し、南沢大滝周辺に移動し、アイスクライミングトレーニングにする。20時就寝。
  12月22日5時30分起床。 昨日の雪は約50センチ降った。 朝食を取り、7時テント撤収。 南沢大滝周辺に移動。 8時30分到着。9時より小滝にアタック。坂口さんが先ずはアタック。1mに一本スクリュウハーケンをセットしながら行くが、5本目で腕がパンプし、交代する。次は大岡が行かしてもらう。傾斜は70〜80度有り、坂口さんの苦労が解る。滝の上部抜けの部分から雪が付いているために苦労する。 どうにか滝を抜け、上部の立ち木で支点を取り、トップロープで登れるようにセット終了。今度は村田俊さんが行く。 今回、アイゼンを新調初めての使用になる。 少し硬くなったのか中間部分でリタイヤー。 今度は村田務さんが行く。 バイルの振りも力強く、軽々と登る。 今度は村田俊さんが再度アタック。 緊張も取れ軽々登る。 
  12時も過ぎ数々のパーティーが眺めては去っていく為、独占は止め撤収する事にする。 撤収は坂口さんが行く。 氷の感触を確かめながら登る。12時40分撤収。 不要な荷物をデポした地点に戻り昼食をとる。今回は贅沢に焼肉。 焼酎を飲みながら今回の山行の反省をする。 
  14時30分下山開始。 17時美濃戸口到着。 もみの湯に入り、 茅野市に移動。食料、アルコールを仕入れ スポーツ公園の球場内野席下でテントを張る。 山行の反省及び今後の課題を話しながら宴会となる。 22時、びしょびしょに濡れたシュラフにもぐり込む。就寝。
  12月23日5時起床、テント撤収、 5時30分出発。 諏訪インターより高速に乗る。 14時、徳山東インター。坂口さん宅にて海を眺めながら珈琲をいただく とても美味しい珈琲だった。 16時宇部着。 今回の山行を終える。

反省
今回の山行では計画変更が多かったが、天候不良の中 できることを出来るだけやったと自分では感じている。
反省すべき点は多くあるが 充実した山行と成る。  記 大岡


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